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2000年7月17日

7月15、16日の両日、東京大手町のJAビルにおいて、日本地ビール協会主催のジャパン・ビア・フェスティバル2000(通称:Great Japan Beer Festival (GJBF))が開催されました。 国内外から50以上のビールが集まり、なかなかの盛況ぶりでした。 我々取材班は15日の部に行ってきましたのでその感想です。

出展されたビールのうちエキストラクトから造ったものもいくつか出ていましたが、ほとんどがグレインからの醸造で、全体的にかなりレベルが上がっている印象を受けました。 エキストラクトから造ったビールはどれもエキストラクト特有の味がでていていまいちでした。 地元千葉県のロコビアは、以前飲んだときはあまり美味しいとは思わなかったのですが、今回久しぶりに飲んでみて劇的に変わっているのには驚きました。 ブルワーの人に聞いたところエキストラクトからオールグレインに変えたとのこと。 エキストラクトで美味しいビールを造るのは難しいなあとあらためて感じました。

出展されていたビールの種類は、やはりというか、アルト、ケルッシュ、ヴァイツェンが多く少々バラエティに欠けるものとなっていました。 大手メーカー主導の下で地ビール会社が立ち上げられるケースが多い現状を考えると、これは致し方ないことなのかも知れません。 それでも、岐阜県・博石館ビールのバーレーワイン「スーパーヴィンテージ」や山梨県・富士櫻高原麥酒の「ラオホ」(燻製ビール)など独特なビールも出展されており、今後の発展が楽しみな所もありました。

今回飲んだ中で一番のお気に入りは、山梨県・富士櫻高原麥酒の「ラオホ」でした。

以下に会場の風景を載せておきます。
(写真をクリックすると別のウインドウに拡大写真が表示されます。)

会場風景

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会場全景。去年と同じ会場であった。 お立ち台に置かれたカスク。中のビールは神奈川県の某ブルワリーのものらしいが、全然人気がないようだった。 頭にビールのジョッキを載せてサーブしている人もいました。 会場で良かったビールを投票するとほぼリアルタイムに反映されていました。 謎のホップの女王が会場を華やかに盛り上げていました。

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