2002年12月1日〜15日
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12月14日(土)
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年末とくダネ
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キングホームブルーイングショップが予告していた年末在庫大処分セール!!を開始していました。
グッドビア・デラックス(17,800円→6,000円)、スペシャルティ・モルト(750円→240円)、5Lケグ缶バレル(1,000円→400円)などとなっています。
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今日はAltを造る予定。
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12月13日(金)
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11/12月号
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AHAが発行するZymurgyの11/12月号が届きました。
以下目次から抜粋。
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THE GREEN, THE RED AND THE SPICY
by Michael J. Hall, Ph.D.
Hot peppers find their way into beer way into beer and more in New Mexico, so we have gone to the source to find out about the ins and outs of putting these spicy fruits in your beer ---and mead too.
Fire up your Scovilles's and check this one out.
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10 WAYS TO GET MORE FLAVOR FROM SPECIALTY GRAINS AND MALTS
by Randy Mosher
The world of beer formulation can follow careful rules ... or it can explore the full spectrum of beer flavor through a bit of innovation.
A Master of Malt shares his tips and secrets for getting unique flavors and complex malt profiles in every beer.
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BELL'S EXPEDITION STOUT: A BEER BEYOND THE DREAMS OF AVARICE
by Greg Kitsock
Long favored by Lavic kings and queens, imperial stout has been inherited by a new wave of czars driven by flavor and the concept of beers as food.
Of course when it comes to attitude, there's one brewery that is certainly king of the Midwest.
So put the chip on your shoulder, the swagger in your walk and get brewing!
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THE GLUTEN-FREE BEER CHALLENGE: BREWING WITHOUT BARLEY, WHEAT OR RYE
by Sean Sweeney
You might think that taking barley and wheat out of beer would make it impossible to brew, but not so for determined homebrew explorers.
Driven by food allergies among friends and loved ones, they have conquered the making of beer without its most sacred ingredient.
住所変更したのに全然反映されてないようです。
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1/2月号
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少し前ですがBrew Your Ownからは2003年1/2月号が届きました。
ポーターの記事が目を引きます。
以下Featuresから抜粋。
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Colonial Ale
by Dan Mouer
Using a handwritten recipe unearthed at an eighteenth-century Virginia plantation, a homebrewer and archaeologist recreated Mrs. Cary's Good Ale, a homemade, all-malt beer from a colonial kitchen.
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Perfect Porter
by Terry Foster
Porter was born in London in 1722 and for years was the most popular pint in the working-class pubs.
After nearly diappearing, the style was brough back in the 1970s and i enjyouing a modern-day revival on both sides of the Atlantic.
Tips, techniques and step-by-step recipes from Terry Foster, the man who literally wrote the book on porter.
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Beer Minus Bacteria
by Steve Bader
Brewing is all about having fun ... but there's nothing less fun than seeing a good batch of beer ruined by sloppy sanitation.
A straigntforward guide to cleaning and sanitizing your brewing equipment, plus a clip-and-save chart to help you pick the best products.
こっちも住所変更しないと。
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PEUGEOTは2003年モデルからロードをやめたのかな?
カタログにはMTBとシティ・バイクしか載っていませんでした。
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12月12日(木)
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トラブル発生
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アドバンストブルーイングがトップページにお詫びを掲載しています。
受注システムの一部にトラブルが発生したため、手作業での対応となっているそうで、返信まで2〜4日かかっているようです。
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↓と思っていたら《ADSLサービス手続き開始のお知らせ》がやっときました。
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12月11日(水)
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年末年始休業
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ビアクラブショップが年末年始休業期間のお知らせを掲載していました。
それによると2000年12月28日(土)〜2001年1月5日(日)だそうですが、2002年と2003年の間違いだと思われます。
なお、12月27日(金)16時までに発注すると、年内発送が可能だそうです。
年末年始の仕込みを計画されている方はお早めにどうぞ。
ドライモルトを買わなければ…
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お酒まるわかり事典
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キリンビール千葉支社発行のメールマガジン『Waku-Waku Chiba』(Vol.12)が届きました。
これまで「ビールまるわかり辞典」だったコーナーが「お酒まるわかり辞典」と改題され、「ビールだけではない、当社商品のおいしさのヒミツをご紹介」するコーナーに変わっていました。
第一回は『「麒麟麦焼酎ピュアブルー」のヒミツ』です。
同社のビールはたった11回の紹介で終わってしまう程度の美味しさしかないようです。
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12月上旬も終わりそうなのにADSLは来ません。
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12月10日(火)
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2002自家醸造系大忘年会
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アドバンストブルーイングが「2002自家醸造系大忘年会」の案内を掲載していました。
- 日時:2002年12月27日(金)18:00〜21:00
- 場所:東京・両国「ポパイ」
- 参加費:6000円前後
とのことです。
飛び入りも大歓迎とのことですが、人数把握のためできればメールで申し込んで欲しいとのことです。
なお、持ち込みビールに関しては調整中のようです。
当然参加です。
その時在庫しているビールをもって行く予定ではいます。
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先日アナウンスのあったリキッドイーストの在庫品販売を開始したとのことです。
こちらは定期購入より200円高い1,400円となっていました。
また、フレークド・バーレイも入荷したそうです。
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クマセミプロジェクト
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2003年3月の開業を目指している麦酒食堂「BEER & BEAR」に動きがありました。
工事中だったクマセミプロジェクトがオープンになって、参加者募集になっています。
プロジェクト自体は2003年1月から始動するようです。
担当者が「畑みき」さんになっていました。
どうやら御結婚されたようですね。
おめでとうごどいます。
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また、ある情報筋によると「麦酒食堂開店記念イベント」を2003年2月8日に東京・両国「ポパイ」で開催するとのことです。
これってオフレコ?
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はこだて海鮮倶楽部
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地ビールのあわがはこだてビールの飲める店としてはこだて海鮮倶楽部を追加していました。
一方、ひとりごとでは最近のマイクロブルワリー廃業に関する感想が述べられています。
本当に寂しいかぎりです。
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ラガーイーストで仕込もう
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醸自倶楽部が「冬はラーがーイースト(Y-02)で自ビールを仕込む絶好のチャンスです。」という触れ込みでドライ・ラガーイーストを宣伝していました。
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昨日の雪には驚かされました。
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12月7日(土)
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BYO December 2002
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Brew Your Ownから12月のWebスペシャルの案内が届きました。
主な記事は
=> Breakfast Served Anytime! Learn how to use coffee as a brewing ingredient to add a jolt of flavor to your next batch.
=> A cool primer on wort chilling.
=> Using dry malt extract for yeast starters.
=> Some great recipes for December including a British Bitter, a German Altbier, an Irish Red Ale and, of course, a Christmas Old Ale.
ということです。
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またBYO誌が22%引きになるというShare Your Love of Homebrewing This Holiday Season and Save!や、ホップの絵柄が印刷されたハワイアンシャツ(アロハか?)がもらえるというThe Ultimate Hawaiian Homebrew Holiday Gift Pack!も紹介されています。
そう言えば、宛先の住所変更しないと。
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チャリで往復したら93kmあった。
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12月5日(木)
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会員権をギフトに
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American Homebrewers Association (AHA)が“Happy Holiday Brewing!”というタイトルのダイレクトメールを送っていました。
ビール好きにAHAの会員権を送ってはどうかという内容です。
興味のある方はこちらを覗いてみて下さい。
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“今からでも間に合う、正月に泊まれるビールが美味しい宿”ってありますか?
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12月4日(水)
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オンラインショップ再開
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醸自倶楽部が一時休止していたオンラインショッピングを再開していました。
以前と比べて支払い方法に変更があるようですが、商品のラインナップおよび価格に変更はないようです。
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同じく休止中となっていた気まぐれ業務日誌はトップページから消えています。
なかなか面白いコーナーだっただけに残念です。
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年末とくダネ
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キングホームブルーイングが今月8日より「年末とくダネ」を実施するとアナウンスしていました。
何が出るかはまだわかりませんが楽しみです。
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冬バージョン
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ビールニュース★BeerNewsのデザインがWinterバージョンに変わっていました。
去年と同じような配色ですが、タイトルが変更されています。
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残り9席
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地ビールハウス蔵くらの掲示板によると、同店が12月23日に予定している蔵くらのクリスマスパーティの残り席が9席となったそうです。
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チャリに乗ろうとすると雨だ
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12月3日(火)
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Wyeast通常販売
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アドバンストブルーイングが「Wyeast通常販売」に向けての試みを開始すると発表していました。
近日中にいくつかの商品を販売するそうです。
なお、“通常販売”とは“在庫をもちながらの販売方法”を意味します。
これが実現されるといつでも液体イーストが手に入ることになります。
そういえば、この前の定期購入で買ったWyeastですが、家での保存状態が悪いのか、10/7製造のものでもなかなか膨らみませんでした(;_;)。
皆さんどうです?
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また、DCLラガーイースト、タブレットアイリッシュモス、白ワイン用葡萄果汁等も入荷したようです。
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泡立つお話、三本立て
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ビールdeパーティが泡立つお話に記事を3本掲載していました。
『ピータンとビール』、『ビールの魂「ホップ」』、『クリスマスビールで忘年会』がそれらです。
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参加者募集
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ビールdeパーティがメールマガジン「ビール万歳」12月1日号を発行していました。
来春開業予定の『麦酒食堂「BEER & BEAR」』の開業を手伝ってくれるボランティアを募集中のようです。
興味のある方はメールを下さいとのことです。
しかしながらホームページにある「クマセミプロジェクト」は依然として工事中のままです。
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なお、メールマガジンは『クリスマスシーズン到来!クリスマスビールを!』というタイトルですがクリスマスビールに関する記述はほとんどありませんでした。
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函館ビール
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地ビールのあわが新たにはこだてビールを追加していました。
なかなか厳しいコメントで、ビールの出来はあまり良くないようです。
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Kolsch造りました。
麦芽をケチったら非常にライトになってしまった…
ホップも足りなくなったし…
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12月2日(月)
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キヤッセ羽生(こぶし花ビール)
ミニレポート[11月24日見学]
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埼玉県・羽生市にあるキヤッセ羽生(こぶし花ビール)を見学しに行きました。
(写真をクリックすると拡大されます。)
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東北自動車道・羽生インターからほど近い場所に位置する『こぶし花ビール』は、羽生市が運営する第三セクター『キヤッセ羽生(正式名称:羽生市三田ケ谷農林公園)』の一角を成しています。
他に農業物産館や農業加工所、農業体験棟があり、さらに挟んだ向かいには『羽生水郷公園さいたま水族館』もあり家族で一日中遊べそうなところです。
パンフレットによれば“キヤッセ”とは「いらっしゃい」を意味する羽生地方の言葉「来やっせ」のことだそうです。
註:“キャッセ”ではなく“キヤッセ”です
2001年春の公園オープンとともに開業した比較的新しい地ビールだそうですが、先日行われたインターナショナル・ビアサミットでは金賞2銘柄、銅賞2銘柄と合計4銘柄が入賞したことは記憶に新しいことです。
オープン二年目にしていくつもの入賞ビールがあり、その理由を探りに来たのが今回の目的でしたが、ブルーマスターの市岡さんに話を伺ってその理由がわかりました。
彼は飯田ビールの開業から働いていた方で醸造経験はかなり長いとのことでした。
それにしても全く違う設備で数々の入賞ビールを造り上げたというのは凄いことです。
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醗酵装置
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醸造室は大きく二つに別れています。
まず仕込み釜はレストランの客席から見える部屋に置いてありました。
設備はチェコの装置をコピーした日本製だそうです。
写真にあるように三釜構成となっており、写真手前から(客席から見ると左から)ロイター・タン、マッシュ・タン、ワールプールとなっています。
基本的にはステップ・マッシングでの醸造だそうですが、さすがにチェコのコピー品らしく、デコクションも可能とのことです。
チェコ製およびそのコピーで特徴的なのはグレインの掻き出し口です。
こちらの写真のようにネジで止めるタイプのため開け閉めが面倒な仕様になっているのが多いようです。
一回の醸造量は1000リットル。
仕込みには約200kgの麦芽を使うそうです。
粉砕室は別のところにあるそうですが、麦芽を運ぶオーガーは無いそうで、仕込みの時には200kgの麦芽をバケツに入れて手で運ぶそうです。
ちょっと目に留まった珍しい(?)装置は仕込み中のサンプルを冷やす装置だそうです。
中央に取りだしたサンプルを置いて水道水で冷やすそうですが、夏場などは十分に冷却できず氷も使っているそうです。
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イーストはXLパック
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ワォートは熱いまま隣の部屋にある熱交換器に送られ、そこから醗酵タンクに移されます。
エアレーションには酸素を使っているそうです。
醗酵は6器のユニタンクで行います。
ユニタンクは一つで醗酵からラガーリングまでビールの移動なくできる優れ物なのですが、マンホールやバルブの部分には冷却ジャケットがなく、部分的に温まってしまうところがあるそうです。
この温度勾配のために、ビールの対流が止まらず、ビールがクリアになりにくいそうです。
そのため一度ケグに詰めた後、冷蔵庫で冷却してイースト等を沈殿させてからビン詰めをしているそうです。
ビン詰めはこちらの機械で行うそうです。
電気を使わずに使用できるビン詰め機と類似の品らしく、世界でもこれ一台しか存在しないかも知れないとのことです。
ケグからいちいちビン詰めをするとのことで結構大変かと思ったのですが、併設のレストランではケグで出すため、ビンの比率は少なく何とかやっていっているとのことでした。
醗酵室の片隅にホームブルワーにお馴染のソーダ・ケグが置いてありました。
ケグにはWyeast社のXLパックが貼ってあり何かと思って聞いたところ、これでイーストを増殖させて、醗酵容器に入れるとのことでした。
つまり、ホームブルーでやるところの“予備醗酵”をこのケグでやっているだけのことです。
このほうがマイクロブルワリー用の大きなイーストパックを買うより、活性が高く、しかも安価にできるとのことです。
本来なら増殖したイーストだけ醗酵タンクに投入すれば十分なのですが、予備醗酵でできた“ビール”を破棄するには税務署への届け出が必要だそうで、いちいち届けていられず、全て醗酵タンクに入れているとのことです。
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豊富なラインナップ
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ビールのラインナップは結構な数がありますが、季節限定もあり全てが一度に飲めるというわけではありません。
今回レストランで飲めたビールはこちらにある4種類でした。
一方、売店ではケルシュも合わせた5種類が売られていました。
少し前までベルジャン・ホワイトがあったようですし、我々が行った次の日からはデュンケルが売り出されたようです。
また、現在ベルジャン・トリプルが醗酵中とのことでこちらもどんなものか楽しみです。
(来年の恵比寿で飲めるかな?)
ビールは全て無濾過。
ケグを取り換えたばかりなのかわかりませんが、レストランで飲んだケグ出しビールは随分と濁っていました。
一方帰宅してから飲んだビン詰め品はフィルターを通したくらいクリアになっていました。
以下少しばかりのテイスティングノートです。
・ピルスナー…結構濁りあり。ボヘミアンタイプにしてはホップ香が弱い感じ。誇りっぽいというか獣っぽい感じあり。モルティーだがイースティな感じ。
・ESB…ピルスナーに似た獣っぽい香りが少しあった。少し渋い。
・メルツェン…麦芽の甘みあり。スタイル通りホップキャラは弱い。
・スタウト…ロースト香あり。結構ドライ。少し獣っぽさあり。
・ケルッシュ(瓶)…非常に薄い色。無濾過だが濾過したようにクリア。ホップのアロマが結構ありなかなか良い。味はかなりドライ。少々渋みあり。炭酸は割と強め。
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データ〜キャッセ羽生(こぶし花ビール)〜
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- 住所:埼玉県羽生市大字三田ケ谷1725
- 電話:048-565-5255
- ホームページ:http://www.hana-beer.com/
- 製造ビール:ピルスナー、ケルシュ、ESB、ベルギーホワイト、スタウト、メルツェン
- メモ:
2001年開業の比較的新しいマイクロ。
フラッグシップはピルスナーで通年醸造。
他にケルシュ、ESBが通年醸造で、他は季節醸造。
ブルーマスターの市岡氏は飯田ビールで働いていた方。
個人的には、季節醸造で良いので、あのボックを復活させて欲しいと思います。
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土曜日はマイケル・ジャクソンと御一緒させていただきました。
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