2003年1月1日〜15日
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1月14日(火)
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新年会
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地ビールハウス「蔵くら」が1月25日(土)に新年会を行なうそうです。
この新年会は店長ケーさんが常陸野ネストビールで造ったBOPのお披露目会も兼ねているそうです。
詳細は以下の通り。
- 日時:1月25日(土)16:00〜18:00
- 会費:3,500円
- 希望者は蔵くら店頭またはメールにて予約のこと
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日記更新
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麦酒食堂「BEER & BEAR」が開業日記を更新していました。
いよいよ店舗部分の図面が完成したようです。
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日曜日は東陽町までしか帰れませんでした。
下北は遠い。
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1月11日(土)
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セール継続
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キングホームブルーイングによれば年始とくダネ商品を継続するそうです。
このセールではグッド・ビアデラックスが6000円で販売されたりしています。
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また現在新商品を開発中のようで、2月中旬販売予定となっています。
どんな商品が出てくるのか楽しみです。
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ビアワークスちとせ
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地ビールのあわがビア・ワークス・ちとせを追加していました。
かなり大きな地ビールレストランのようです。
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本日は遅い更新。
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1月10日(金)
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Web Highlights
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Brew Your Ownから1月のWeb Highlightsの案内が届いていました。
以下一部コピー。
=> Drink in some history! Using a handwritten recipe unearthed at an eighteenth-century Virginia plantation, a homebrewer and archaeologist recreated Mrs. Cary's Good Ale, a homemade, all-malt beer from a colonial kitchen.
http://byo.com/feature/1035.html
=> Brew a homebrew version of a great commercial Belgian style tripel.
http://byo.com/recipe/1040.html
=> A rundown of all recipes and stories published in 2002.
http://byo.com/recipe/1047.html
=> Some great hearty recipes for January including a Porter and a strong Brown Ale.
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今、同誌の年間購読をすると表示価格より21%ディスカウントするそうです。
この手のディスカウントは年中やっている気がします。
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17インチのPowerBook、デスクトップマシンとして良さそうです。
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1月9日(木)
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地ビール安曇野
ミニレポート[1月5日見学]
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安房トンネルを越えて長野県に入った最初のブルワリー、地ビール安曇野へ行きました。
(写真をクリックすると拡大されます。)
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上高地方面から松本に向かって国道158号線を下っていき、新島々の手前から左に入ってしばらく走ると安曇野ワインの看板が見えてくるようになります。
その看板に導かれながらサラダ街道と名付けられた道を行くと、程なくして安曇野ワインに到着します。
目指す地ビール&レストランは同ワイナリーの奥の方に存在しています。
隣はミルク工房でアイスクリームなどを製造しているようです。
時間がなかったのでワイナリー全体を見ることはできませんでしたが、ワインショップなどでは試飲もできるようです。
ワイナリー自体はかなり前からあるようですが、ビール醸造は1996年から行っているそうです。
店内に入ると左手奥に醸造施設が見えました。
客席数は150はある感じでかなり広い印象を受けました。
冬期でかつラストオーダー間近と言うこともあってか、我々以外の客はなく貸しきり状態でした。
醸造施設よりも入り口側にタップが設置されており、ここからビールがサーブされます。
後述のようにシーズンビールを合わせて4種類だったのですが、タップは5つありました。
シーズンビールの切り替わり時期に行くと、もしかしたら5種類飲めるのかも知れません。
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1000リットル仕込み
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醸造の部屋は大きく分けて二つあるようです。
一つは仕込み室でマッシュタン等が置いてあるスペース、もう一つは醗酵のスペースでファーメンターやビン詰め機等が置いてありました。
醸造主任の方に話を伺ったところ、釜は1000リットルの設備でそれと同じ1000リットルのファメンターが8基ある他、2000と3000のファーメンターが2基ずつの合計12基。
全てユニタンクだそうです。
マッシング方法はステップインフュージョンだそうですが、デコクションもできないことはないそうです。
大きなファーメンターを使う場合は段仕込みをしているそうですから、デコクションをするのは結構大変だとは思います。
これだけ大きな設備がありながら夏場は定番ビール三種で手一杯だそうで、とてもシーズンビールは造れないとおっしゃっていました。
余裕を持ってビールが造れるいわゆるシーズンオフがビールをのみに行くには良いのかも知れません。
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ドイツ系のビール
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ビールは定番3種+季節限定1種の合計4種類ありました。
この時期の季節限定はドルトムントで、あまり他では飲んだことが無かったので新鮮な印象を受けました。
ビールの質はかなり高く、前の日に行った所とは大違いでした。
以下簡単なテイスティングノートです。
・ピルスナー…少々硫黄臭あり。クリアで濾過している感じ。ホップのキャラは弱い。変な雑味も無くきれいな仕上がり。
・ヴァイツェン…クローブの香りあり。無濾過のようで濁っている。後味はすっきりしている。
・ドゥンケル…濃いクリスタルモルトの香り。飲んだときにいやな渋みがある。他が良かっただけに残念。
・ドルトムント(季節限定)…クリスタル麦芽の香りが強い。色の割にはすっきりとしている。少々酸味あり。
またレストランの料理も美味しくいただけました。
ワイナリーのオーナーがもともとは酪農家で、自家製野菜も作っているそうで、それをつかった料理がとても印象的でした。
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データ〜地ビール安曇野〜
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- 住所:長野県南安曇郡三郷村大字小倉6687-7
- 電話:0263-77-8862
- ホームページ:
http://www.azumino-winery.co.jp/
- 製造ビール:ピルスナー、ヴァイツェン、ドゥンケル、季節醸造
- メモ:
ワイナリーが経営するブルーパブ。
ドイツ系のビールが中心。
(ジビルマン風に)すぐ近くに「ファインビュー室山」という温泉ホテルがあり、日帰り入浴も可能なので、温泉で汗を流した後に一杯も良いだろう。
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RAF2003はかなり行けそうです。
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1月8日(水)
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リンク追加
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ビールdeパーティがリンクを更新していました。
いくつか新たなサイトへのリンクが追加されています。
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また、麦酒食堂BEER&BEARのページも更新されています。
1月5日にクマセミプロジェクトの第一回が行われたようですが、特に進展は無かった模様です。
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2003年の更新開始
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ビールニュース★BeerNewsが1月6日から2003年の更新を開始していました。
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昨日の予告は達成されませんでした。
明日以降に乞う、ご期待。
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1月7日(火)
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Wyeast受付開始
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ビアクラブショップがWyeast社液体イーストの受付けを開始していました。
1月31日までの申し込みで、2月中旬発送予定だそうです。
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冬休みブルワリーツアー第二段は明日掲載の予定。
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1月6日(月)
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古里古里の国
ミニレポート[1月3日見学]
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岐阜県・高山市にある古里古里の国へ行きました。
(写真をクリックすると拡大されます。)
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高山市内から国道158号線を西へしばらく行くと「飛騨の里」という合掌造りの家などを再現したエリアがあります。
その中で民宿や食堂が建ち並ぶ一角に目指す「古里古里の国」がありました。
以前は山を一つ南に越えた(山と言っても単なる尾根)「匠の森」という場所にあったそうですが、2〜3年前に現在の場所に移ってきたとのことです。
古いガイドには昔の場所が書いてあるようなので注意が必要です。
2001年暮れはそんなわけで見つからなかったようです。
こちらでは醸造に使う電力に太陽電池を使っているそうで、その装置が店内に置いてありました。
夜には良くわかりませんでしたが、翌朝通ったときに見てみたところ、屋根の上に太陽電池が並べてあるのが良くわかりました。
個人的にこういったエコロジー的な取り組みは非常に評価したいところです。
建物を正面から見て左側にある煙突のところが醸造室となっています。
その横にはホップ園と書かれた看板がつり下げられており、ホップの残がいと見られるツルも見られました。
これだけホップでビール醸造に必要な量をまかなえるとは思えないので、遊び程度のモノだと思われます。
こちらでは醸造所とビアレストランが一つの建物に収まった、いわゆる「ブルーパブ」風の形態をとっていますが、経営は全く独立の会社だそうです。
そのためレストランは夜22:00までやっていますが、ビール販売は夕方17:00までだそうで注意が必要です。
そういうわけでレストランの人はあまり醸造装置などのことは知らないようで、詳しい話を聞きたい場合は、昼間、醸造会社の人がいるときに行かないとダメなようです。
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醗酵装置
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店内に入ると正面にビールやグッズが並べられており、その右に薪ストーブなどのカントリー・ライフを楽しむためのコーナー、その奥がレストランのスペースとなっています。
冷蔵庫にはラインナップが貼っており、そのビール解説も簡単にあります。
ここでちょっと特徴的なのは500mlのペットボトルがあることです。
ペットボトル詰めのビールはなかなか見られないので、ボトルマニアには嬉しいかも知れません。
一方、醸造室は地下にあるようで、正面左側から下方向にその一部を見下ろすことができるようになっています。
上から見える設備は左(入り口側)から仕込み釜、麦汁ろ過槽、煮沸釜でさらに奥にワールプールの一部が見えていました。
醗酵タンクや貯酒タンクなどはレストランの下にあるのか、確認することはできませんでした。
一回の醸造量などを聞いたのですが、500リットルとか800リットルとか売店の女性もあやふやな回答でハッキリした量はわかりませんでした。
従業員教育もきちんとできていない感じです。
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ビールはいまいち
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レストランでビールを頼んだところ、定番の二種(ケルシュ、アルト)の他、冬期限定の「ハーモニー」があるとのことで全部飲んでみました。
ここのビールは全て無濾過のようで、全て濁りがありました。
汚染に由来すると思われる明らかなオフフレーバーが特に定番二種に強く感じられ、品質上かなり問題があると思われます。
季節限定はまだオフフレーバーが少なかったのですが、それでも何とか飲める程度で良いビールとは言いがたい感じでした。
長いことやっているのだからもう少し頑張って欲しいところです。
季節限定が切り替わったばかりだったので夏期限定の「のりくら」在庫がビンでありました。
こちらはまだ飲んでいないのでわかりませんが、以下レストランで飲んだ三種のテイスティングです。
・ケルシュ…バナナのようなエステル香が強い。上あごに残るえぐみのような味が残る。泡持ち悪い。
・アルト…香りは弱い。ケルシュと同じような雑味あり。雑菌による汚染と思われる酸味もある。
・季節限定(ハーモニー)…チョコレートのようなロースト麦芽の香りあり。少々酸味はあるが他の二つに比べればかなり良い。スタイルはブラウンポーターか。
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データ〜古里古里の国〜
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- 住所:岐阜県高山市西之一色町3-773-2
- 電話:0577-36-3434
- ホームページ:
http://www.korikorinokuni.co.jp/
- 製造ビール:ケルシュ、アルト、「のりくら」(夏期:4月〜11月)、「ハーモニー」(冬期:12月〜3月)
- メモ:
高山市にある地ビールのひとつ。
「飛騨の里」というエリアにあり、完全に観光客目当てと思われる。
そのためかビールの品質は良いとは言えない。
ソーラーシステム等に入れている力を少しビールにも分けて欲しいところ。
現地のほか、高山市内の土産物店や地酒店でも購入可能。
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銀河高原ビール飛騨高山工場はやっぱり閉鎖していました。
(写真)
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1月2日(木)
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RIMS用全自動コントローラー
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アドバンスとブルーイングがこんな道具使ってますに「RIMS用全自動コントローラー」を掲載していました。
これまで同ページで紹介されたRIMSの最終バージョンで、全自動でマッシングを行なってくれると言うことです。
製作者はもちろん神奈川県の吉川さんです。
これがあればかなり楽に醸造ができそうです。
やはり究極は醸造マシーンと言うことでしょうか。
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トップページによると同店の営業開始は1月7日(火)だそうです。
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明けちゃいましたが、おめでとうございます。
今年もご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
m(__)m
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