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赤:休刊予定日
黄:特別配信


2003年9月16日〜30日
9月30日(火)
item オクトーバー・リアルエール・フェスティバル
麦酒倶楽部ポパイがリアルエール・クラブ会員宛にオクトーバー・リアルエール・フェスティバルの案内を出していました。 今回は特別にイングランドのトリング・ブルワリーより取り寄せた「Side Pocket for a Ted」と「Red Knight Ale」の二銘柄のリアル・エールが出るそうです。 その他にも「ベアード・ビール」「よなよなエール」に加えBeerLine Todayの藤浦氏がコーディネートした「サンクトガーレンIPA」も登場するとのことです。

日時は10月12日(日)18:00〜21:00で会費3,000円(会員は2,800円)だそうですが、定員になり次第締め切りとのことです。
item オクトーバーフェスト・フェアー
麦酒食堂「BEER & BERA」では本日9月30日よりオクトーバーフェストフェアーを開催するそうです。 この時期にだけ限定醸造されるビール三種を特別価格にて提供するそうで、さらにオクトーバーフェストで出される料理も何品か用意するとのことです。

ビアカクテルが増えたそうで、メニューを独立させていました。 また、土日祝の営業開始時間がいつの間にか2時間遅くなって、14:00〜の営業となっています。

さらに、新たなイベントを色々と企画しているようです。 11月1日には『ぜいたく鍋の会』、12月上旬には『やさしいビール講座』改め『楽しいビール講座』が開催されてるようです。 共に詳細は後日とのことです。
item オクトーバーフェスト気分♪
こちらもオクトーバーフェスト関連のイベントです。 地ビールハウス「蔵くら」が、先日メルマガで発表していた10月の試飲会オクトーバーフェスト気分♪の詳細を発表していました。 10月13日(月)16:00〜18:00の予定で行われる試飲会で、申し込み締切が10月8日(水)までとなっています。

また掲示板によれば、ベアレン醸造所のライ麦ビールが入荷しているようです。
書き込みによれば「かなりバナナ香が強いのですが、酸味と若干の苦味があり、香りの印象よりはだいぶすっきりした飲み口です」とあるので、小麦の変わりにライ麦を使って、ヴァイツェン酵母で醗酵させたようなビールじゃないかと予想されます。 アメリカン・ライ・エール的なものを予想していたのですが、どうやら違うようです。 それにしてもトロミは出てないのかなあ。
item チケット販売開始
北海道と世界のビールによれば、北見東急インのサイトで、北見オクトーバーフェスト2003の前売り券が紹介されているとのことです。 ビール四杯分のチケットが前売り2,000円、当日2,200円で販売されるようです。
item 専用チューブ発売
マイビア工房さとるダブルステージ醗酵に最適な「専用醗酵容器用詰替チューブ」の販売を開始していました。 プラスティック・コックにくっつけて使用するようですが、普通のチューブとの違いがいまいち良くわかりません。
Late Autumn Specialはあるのかないのか微妙なところです。
9月29日(月)Early Autumn Special 2003 part 1
item 箕面ビール レポート[9月20日見学]
大阪府にある箕面ビールに行きました。
(写真をクリックすると拡大されます。)

工場全景
箕面行きの電車は梅田から阪急電車に乗り20分ほど行った石橋駅から出ています。 石橋は阪大の最寄り駅と言うこともあってか、かなりの賑わいを見せていますがほんの数駅ほど行った箕面まで来るとさすがに学生街という雰囲気ではなくなってきます。 箕面駅前にそびえる箕面温泉を眺めていると程なくして工場長の大下さんが迎えに来てくれました。

箕面駅から自動車で10分弱ほど行った閑静な住宅地の中に工場はありました。 歩いてくる場合は箕面駅の一つ手前にある牧落駅が最寄り駅だそうですが、それでも15分くらいかかるそうです。 酒屋が母体という話しを聞いていたので、酒屋の一部に工場があるのかと思っていたのですが、本当に“工場”という雰囲気の建物です。

入り口を入るとまずテイスティングルームがあります。 ここではビールの直売はもちろんのこと、立ち飲みも出来るようになっているため、箕面の山を駆け巡ってきたサイクリスト達が立ち寄ったりと地元の人たちが良く飲みに来るそうです。 こういうパブ的な利用もできる立ち飲み施設があると地ビールファン飲みならず、一般の人も立ち寄りやすいのではないかと思います。

テイスティング・ルーム
醸造室はテイスティングルームの奥にあります。 訪問した日はちょうど仕込み日で忙しい時だったのですが、大下さんに隅々まで案内してもらいました。

中に入るとすぐにラベルがずらっと並んだ風景が目に入ります。 こちらでは現在10種類ほどのビールを醸造しているそうですが、プライベート・ラベルのビールもあり、ラベルはかなりの量があると言うことです。 このように色々なラベルで出荷をしているため、ラベルはビン詰め後に貼るそうです。 水滴がつくとラベル貼りも大変なため、冷蔵庫の中に入って、人間がビールと同じ温度になりながら貼っているそうです。

その奥に昨年から動き出したオールグレインの設備が見えました。 二釜構成で、ロイタータンの下にワールプールがついている良くある構成の設備です。 仕込み量は1,000リットルとのことですが、ファーメンターが3,000リットル強なので、温度管理の関係上最低2バッチ(2,000リットル)連続で造らないとならないそうです。 また箕面の冬は寒く醗酵温度が上がらないため写真にあるように、ファーメンターの円錐部分に電熱線を付けて暖める必要があるとのことでした。

数々のラベル

マッシュタン

ケトル

ファーメンター
貯酒タンクと加圧タンクは冷蔵庫の中に設置されていました。 0℃設定となっている部屋のため、かなり寒く、この中で行うラベル貼りはかなり辛そうに感じました。

貯酒タンクが7つくらいあるのに対して加圧タンクが二つしかないため、10種類のラインナップを維持するために、少量ずつを小まめにカーボネーションするということを繰り返しているそうです。

ビン詰め機はよく見かけるルーツ社の製品が置いてありましたが、王冠打栓機はなく、なんと手で打栓するとのこと。 打栓器もホームブルワーが良く使う両手で押し下げるタイプのものでした (写真)。 ちょうどタイミング良くビン詰め行程も見学できたのですが、あまりの打栓の早さにビックリしました。 下手な打栓機よりよっぽど早く、まさに職人芸の世界と言った感じでした。

加圧タンク

職人技の王冠打ち
10万円の設備
箕面ブルワリーはもともとエキストラクトの施設として開業しました。 エキストラクトの限界が見えてからはオールグレインに移行しようとしていたそうで、昨年の春からようやくその設備が動き出しました。 それ以降の発展ぶりはコンペで数々の製品が入賞されていることからもご存知の方も多いと思います。 個人的にはさらに半年近く前にオールグレインの設備が入るという話しを聞いており、立ち上がりが遅いなあと感じていました。 今回、その理由がいくつか見えてきました。

オールグレインの設備は熊本にあった地ビール会社のもので、解体屋に持っていかれてスクラップになる寸前のものを買い取ったそうです。 マッシュタンやケトル等は一本10万円という、醸造設備にしては超破格で購入されたそうです。 (同時に設備の増強も図っていますので、数十万円ですんだという訳ではなさそうです。) このように工場に合わせて作られた設備ではないので、無理やり置いてあるという感じが否めません。 配管するのも大変らしく、実際に仕込みではホースをつなぎ換えて行っているそうで、仕込み自体も非常に大変なように見えました。

さらには、オールグレインに移行するに当たって容量不足となったチラーの冷却能力を高めるため、新たに氷で冷却する設備を導入したそうです。 こちらが氷貯めだそうですが、満タンの氷を作るのに四日間位かかるそうです。 そのため仕込みの予定はかなり前から決めているそうです。

行程を見てみて醸造量こそ大幅に違うものの、かなりホームブルーに近い造り方をしているように感じました。 それでもかなりのレベルのビールを造っているので、 全て自動化されている設備にはない、手造りさみたいなものが感じられました。

行程の度につなぎ換えるバルブ

チラー用の氷貯め

製品一覧
これからがますます楽しみに
今回ご馳走になったビールのうち、昨年のインターナショナル・ビア・コンペティションで銀賞を受賞したピルスナーがちょっと出来が悪いように感じました。 これは工場でも認めているそうで、そのため今年のコンペには出品しなかったそうです。 また、オールグレインの設備を導入したものの、スタウトなどいくつかはエクストラクトを使った製品も存在していました。 こういった製品はやはりエクストラクトの感じが残っており、洗練さに欠ける感じがしました。 しかしながら近いうちにエクストラクトの在庫もなくなるということで、全製品がオールグレインに移行するとのことです。 これによって一部の商品が終了するとのことで、そのビールのファンにとっては残念なことかも知れませんが、スタウト等がオールグレインとして生まれ変わることは非常に楽しみなニュースです。 また、今年のインターナショナル・ビア・サミットにはいきいき地ビールと共同で仕込んだスペシャルビールが登場するとのことです。 熟成がもう少し必要な感じでしたが、なかなか良い出来で、完成が非常に楽しみなビールです。

これからますます面白くなっていくブルワリーの一つではないかと思いました。
データ〜エイ・ジェイ・アイ・ビア(箕面ビール)〜
  • 住所:大阪府箕面市牧落3-19-11
  • 電話:0727-25-7234
  • ホームページ: http://www.aji-beer.co.jp/
  • 製造ビール:心友ビール(ピルスナー)、恋い恋いビール(スタウト)、ヴァイツェン、ペールエール、カベルネ、ハニードライ等
  • メモ: 箕面にある大下姉妹が切り盛りするブルワリー。 2002年からオールグレインに移行し、ボヘミアンピルスナー部門でいきなり銀メダルを受賞した。 フラッグシップの心友ビールはいつまでの飲んでもらって心の友となって欲しいという願いから付けられた名前。
ここのところレポート完成までの時間がかかりすぎていてダメですね。
9月27日(土)
item 中止の危機
以前お伝えしたコミュニティースクール『伝統のビールとイギリス文化』が開講されない恐れがあるそうです。 原因は申し込みが少なすぎることで、現在、申し込み期限を延長して受け付けているそうです。 ある程度の人数に達しないと開講されないとのことなので、参加される方は回りの人も誘って参加しましょう。 行かなくても、とにかく申し込んじゃえば良いと言うことかな?
item 醗酵容器のお手入れ
マイビア工房さとるマイビア○秘テクニック『発酵容器お手入れ編〜シーズン前後のお手入れでよりクリアなマイビアを!』を掲載していました。 醗酵容器を洗うポイントが写真付きで紹介されています。
またこれと連動したメンテナンスブラシ4本セットの販売も開始していました。 プラスティック容器は手軽で良いのですが、スクラッチがあると雑菌が繁殖しやすくなるのでマメに新品にするのが良いと思います。
item ドブリーデン
地ビールのあわドブリーデン(月夜のクラフトビール)を更新していました。
また、ひとりごとコーナーも更新したようで、武蔵野夢現ブルワリーのことを言っているように思えます。
今年のデンバーは暖かいそうです。
9月26日(金)
item 価格改定
ビアクラブショップが取り扱っている麦芽のうち小麦麦芽の値段を改定していました。 1ポンド600円だったものが1kg当たり600円とこれまでの半額以下になっています。 1kg詰め以外にも3kg、5kg詰めが共に500円/kgで販売されています。 新旧ともWeyermann社の製品のようで、スペックに変更はない模様です。
item 詳細は1月に
Oregon Brewers FestivalのANOUNCEMENTによれば、2004年のフェスティバル詳細については、今年の1月発表となるようです。 日時はすでに発表されているように2004年7月23〜25日です。
Dragon Meadのグローラー、割ってしまった(T_T)
9月25日(木)
item 魅惑のホームブルー
蔵くらニュース9月24日号が発行されました。 その中に『秋に始めたい・魅惑のホームブルー』という記事があり、アドバンストブルーイングの相澤さんの話が掲載されています。 それによると、ホームブルーにはヒーリング効果もあるそうです。
恥ずかしながらココも紹介されていました^^;
次回はホームブルー未体験者やまださんの『ホームブルー初体験〜こんなに美味しくできちゃった』(仮題)に期待しましょう!
また来月の試飲会の案内も掲載されています。 『オクトーバーフェスト気分♪』というテーマで色々なフェストビールが登場するそうです。 日時は10月13日(体育の日)16:00〜18:00、会費は4,500円とのことです。
item 在庫処分
ビアクラブショップが期限切れモルトエキスの在庫処分を行っていました。 ブリース社アンバーモルトエキス(1.5kg)が300円と破格で販売されています。
item リアルエールセミナーについて
日本地ビール協会が『「リアルエールを本格的に学ぶ」セミナーについて』を掲載していました。 これによると、この一連のセミナーは『リアルエールを総括的に理解、学んで』行くことが大きな目的であり、そのために『立場・切り口の違う』人たちを講師に招いているそうです。 今後はアメリカ人や英国パブのセラーマンも講師として招く予定だそうです。
item デンバー市長登場予定
beertownによれば、今週末25日〜行われるGreat American Beer Festival 2003でスピーチを行うそうです。 このスピーチは27日土曜日、13:30〜行われるアワード・セレモニーで行われるそうです。
取材、頑張って下さい>中山特派員
心臓に異常か?
9月23日(火)秋分の日
item 今度は日本編
日本地ビール協会早くも!「リアルエールを本格的に学ぶ/日本編」のセミナー予告を掲載していました。 内容だけを見ると『よなよなリアルエールのティスティング』という項目以外、来月開催される講習会と変わらないように見えます。
講師はヤッホーブルーイングの石井氏、場所は東京都内と言うところまでは決まっているようですが、開催日が2003年12月または2004年1月とまだはっきりしていないようです。

なお「リアルエールを本格的に学ぶ/英国編」に協力として麦酒倶楽部ポパイが加わったようです。
item ワイン用のスタータ
アドバンスブルーイングがQ&Aに「ワイン用のスタータの作り方を教えて下さい」を掲載していました。 Q&Aは実に2年ぶりの更新だそうです。
item 送料に関して
マイビア工房さとる送料に関してを更新していました。 送料を削減するために小さいものは郵送で送るようにするそうです。
リアルエールに関する動きが本格化している感じ…
9月20日(土)
item 10月のサタイブ
いつの間にかSaturday Evening Beer Liveに10月の予定が掲載されていました。 次回は10月18日で『ビアフェスティバルハンターライブPart IX GABF2003中山特派員レポート』だそうです。
item 完売
キングホームブルーイングのとくダネ!商品のうち300円で販売されていたプレミア社モルトエキストラクトは完売したそうで、「完売御礼」が出ていました。
item Hearts Homebrew Supply
だいぶ前にオンラインカタログが更新して、買い物カゴ方式を導入したHearts Homebrew Supplyですが、インターナショナルオーダーをする場合は注意が必要です。 最後に住所等を入力する際にStateで“NON US”を選んで、Zipを空欄もしくは日本の郵便番号を入れるとエラーで注文が完了しません。 これを解決するためにはStateで“FL”を選び、Zipで“32810”を入力すれば良いそうです。
この回答を得るのに、三回メールを書きました。 今回久しぶりに注文してみたのですが、返事が来るときはすぐに来るのに、来ないと全然来ないという対応は変わってない感じです。
バースデー割引のチケットは取れなさそうなので、北見は断念しそうです。
9月19日(金)
item ワインの材料
アドバンストブルーイングではワイン造りの材料のうちイースト3種、ペクチン分解酵素2種が入荷したそうです。
最近のVAIOで1スピンドル・ノートはなさ気なんですが… 英語キーボードも買えるのかな? でも日本語入力はカナ
9月18日(木)
item とくダネ!更新
キングホームブルーイングとくダネ!商品情報を更新していました。 『大損傷品、大膨張品、旧ラベル等』のビアレックス社モルト缶ひとケースが24,000円⇒1,800円、プレミア社モルト缶一缶2,200円⇒300円等在庫処分のものが多数出ています。
item ビーリング
日本地ビール協会ビーリング(BEERING)なる言葉を提唱していました。 これは『ビールを媒体として生まれるさまざまな楽しさを表現した造語』だそうで、『全世界の人々(Being)がビール(Beer)を通してひとつの大きな輪(Ring)』になるという願いが込められているそうです。
また第四回BOPビアカップの審査講評が掲載していました。 エントリー数が少なかったためか、入賞した各銘柄について一言ずつコメントが述べられています。

さらにリアルエールを本格的に学ぶ/英国編に英国大使館商務部が後援に付いたようです。 試飲ビールも発表されており、Fiddler GeorgeとColley's Dogがリストアップされています。
ブローオフ後のチューブの掃除ってどうしてますか?>透明チューブを使っている人
割ってしまったガラス製のブローオフチューブは非常に掃除が楽でした。
9月17日(水)
item 黒ビールについて学ぼう
BEER-BARにんかし☆なんでもかんでも「黒ビール」では愛も覚めます・・!?を掲載していました。 「黒ビール」と呼ばれがちなビールについて語っています。

また、サイトポリシーにも変更があったようです。
item 再入荷
アドバンストブルーイングではハラタウホップ(リーフ)、タブレットアイリッシュモス、5ガロンカーボーイが入荷したそうです。 ホームページの更新が戻ってきた感じです。
item 審査講評
日本地ビール協会インターナショナル・ビア・コンペティション2003審査講評を掲載していました。 年々ハイレベルな争いになっているようです。
ちなみに第四回BOPビアカップの審査講評はまだ掲載されていないようです。
item エールって何?
麦酒食堂「BEER&BEAR」が「クマさんのささやき」に第二弾エールビールについてを掲載していました。 エールとは何かと言うことを簡単に紹介しています。 エールとラガーの厳密な分類は非常に難しいように思います。 醗酵の状態でエールとラガーを分けるのは上面で醗酵するラガー酵母や下面で醗酵するエール酵母(酵母はラフィノーズを分解できるか否かで分類されるそうです)もあるので厳密さに欠けます。 醗酵温度で定義するのが一見良さそうですが敷居値を何度にするのかという問題も出てきそうです。 いっそのことラガーリングを定義して、ラガーリングをしたものをラガー、それ以外をエールとするのはどうでしょう?
実際、エールはどのように定義されているのでしょう?
ホップ保存用の冷凍庫と瓶ビール保存用の冷蔵庫が必要になってきました。 お勧めを教えて下さい。