PNG対応のブラウザをお使い下さい。


最新記事へGO!

ひとつ新しい記事へGO!
3/4月

ひとつ古い記事へGO!
2007年11/12月


2008年1/2月
* * 1/1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 2/1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 *
黄:特別配信


2008年1月1日〜2月29日
2月29日(金)
item 発酵容器お譲りします
アドバンストブルーイングフリーマーケットに「発酵容器お譲りします」を掲載していました。 プラステック製の25リットル発酵容器と20リットルボトリング容器のセットで2000円とのことです。
フィルムスキャナにするか300mm望遠にするか、悩みどころ。
2月27日(水)
item 審査ビール感謝試飲会
情報筋によれば日本地ビール協会が開催するジャパン・アジア・ビアカップ2008の審査で余ったビールを試飲するイベント審査終了ビール感謝試飲会が行われるそうです。 会場はすみだ産業会館で時間は18:30〜20:30。 感謝試飲会用デザイングラス付きで会費が2,500円とのことです。 申込みは2月12日までとのことですでに締め切られるいるようです。
眼と言うか耳を疑いました。 審査で余ったビールって実質タダ(と言うよりお金を貰って預かった)のビールですよね? それを一般の人に、金を取って飲ませると言うのはいかがなものなんでしょうか?
審査の結果が発表される予定の『ビアフェス2008in東京』は5月5・6日とのことです。 例年だと二日目に発表ですが、5月6日はウイークデーで普通の人は休みではないと思われるので何らかの変更があるかも知れません。
2月28日追記:5月6日は5月4日の振替休日となるみたいで、例年通り休日のようです。 失礼いたしました。
Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sの新品を狙っていたのですが、躊躇している間に売りきれてしまいました(;_;)
2月21日(木)
item Brewers Association来日!
来月3月11日〜14日に幕張メッセで開催されるFOODEX JAPAN 2008Brewers Associationが出展するそうです。 出展者情報のページによれば『アメリカ地ビール、及び日本マーケットへの参入に関心の高いブリュワリー会員を支援』しているそうで、ブースではアメリカの地ビールを展示するそうです。 いったい誰が来るのかは不明です。
その他、ビールで検索をかけるとたくさんの企業が引っかかるので、かなりたくさんの会社がビールを出展するように思います。
久しぶりに行って見ようかと思うので、チケットお持ちの方ぜひ譲って下さい。
item ホップ苗
そろそろホップ苗のオーダー受付が始まっているようです。 NORTHERN BREWERでは8種類のホップ苗の受付を開始しているようです。 しかしながら残念なことにアメリカ国外への発送は見込めないようです。
春らしくなってきました。 どこかに出かけたい気分。
2月20日(水)
item 事故の経過報告
ベアレン醸造所が2月12日付けで経過報告を掲載していました。 先日同社の醸造所内で起きたタンク破裂事故の経過報告です。 未だ事故原因を特定するには至っておらず、現在はタンク圧およびタンク強度の両点について調査・対策を進めている最中とのことです。
醸造については第三者からの安全確認が取れるまで休止するとのことですが、在庫品はすでに岩手県内を中心に出荷したとのことで流通在庫があるうちは手に入るようです。 なおビール以外の商品についてはすでに楽天サイトにて販売開始しています。
昨日、無事に一歳の誕生日を迎えることが出来ました。 そろそろ歩きそうなのでカーボーイ等を避難させないと…
2月18日(月)
item セール
ビアクラブショップアレクサンダーおよびドライモルトのセールを行っていました。 割引率は製品によって違いますが、アレクサンダー1.8kgが1890円→1700円、アレクサンダーキッカー缶が840円→540円、ドライモルトが800円→640円となっています。
Wyeast社液体イースト予約販売は2月15日に発送を完了したとのことです。 またWyeast在庫一覧によれば現在購入できるイーストは#1338ヨーロピアン・エールのみとなっているようです。
item 価格改正
アドバンストブルーイングが価格高騰のためペレットホップ、業務用モルトエキス、ドライモルトの価格を改定したとアナウンスしていました。
お陰様で無事一歳の誕生日を迎えられそうです。 整理したところ一年間でフィルム40本、約1000カット。 もう少し撮っても良かったかな〜。
2月13日(火)
item BYO 3/4月号
Brew Your Ownの3/4月号が届いていました。 今回はホップ特集です。 代替ホップや新種ホップの記事が目を引きます。 以下Featuresから。
  • Dark Roasted Barley by Kristen England
    Roasted barley is not a malt, but it is the stuff of stouts...and more. Whenever you need an aromatic, espresso-like flavor or a dark beer with a light head, roasted barley is the key. Plus: four clone recipes
  • The BYO 2008 Hop Survival Guide
    • Hop Substitutions by Chris Colby
      Strategies to brew recipes using different hops.
    • Hop Substitution Chart
      Your guide to 72 varieties of hops and their possible substitutions.
    • Meet the New Hops by Chris Colby
      Get to know Glacier, Santiam, Sterling and Vanguard hos. Plus: four recipes
    • Browing Hops by Betsy Parks
      You brew your own, why not grow your own?
  • Spargin: A Comparison of Batch and Continuous Sparging by Steve Holle
    Batch sparging is quick and easy, but exposing the grain bed to oxygen causes oxidation of certain wort compounds. Continuous sparging makes better quality wort, but is more complicated and requires more equipment. Luckily, there's a method that combines the best of both.
item ホップ価格改正
アドバンストブルーイングがホップ価格を改定する予定だとアナウンスしていました。 これはホップ価格高騰によるためだそうですが、いつから改訂するかは明らかにしていません。 同時にザーツホップの取り扱いを再開するとアナウンスしているので、これから徐々に改訂して行くのではないかと思われます。
マックス・ザーツペールエール・ビールキットの取り扱いかを再開したそうです。
item 中古ビールサーバーをプレゼント
酒市場ランドがメールマガジン登録者を対象とした業務用中古ビールサーバープレゼント企画を行っています。 締切は明日2月14日で応募に際してIDとパスワードが必要とのことで、興味のある方は買い物をするかメールマガジン登録を行って応募してみて下さい。
思い掛けない一歳のプレゼント………水疱瘡。
2月9日(土)
item 失敗保証
アドバンストブルーイングビールキットの失敗保証なるものを始めていました。 これは同店で購入したビールキットを使って仕込んで失敗した場合に同等品との交換または返金を行うサービスとのことです。 但し「缶入りモルトエキス単品仕込の場合」および「好みのスタイルでなかった場合」は対象外だそうです。
item 果実酒は売らなければOK
第166回通常国会において酒税法に関する質問主意書が提出され、酒税法の解釈について政府の見解が示された模様です。 これによると果実酒に関しては家庭で作ることはもちろんのこと、無償で知人等に提供することも酒税法に違反しないとの政府見解のようです。
item もうすぐ10万
ビール文化研究所がもうすぐ10万アクセスを達成するようです。 キリ番を踏んだ方にはビールがプレゼントされるそうです。 なおブログの方は2月8日に10万アクセスを越えたようです。
おめでとうございます。
明日は雪っぽいですね。 出かけるの面倒くさいなあ。
2月8日(金)
item バルブ付きステンレス鍋
ビアクラブショップが限定商品としてバルブ付きステンレス鍋を販売していました。 アメリカPolar Ware社製のステンレス鍋で、下部にバルブを取り付けることが出来るようになっています。 値段は通常価格の1割引となる38,520円とのことです。 サイズは40qt(37.8リットル)で5ガロン仕込にはちょうど良いサイズではないかと思われます。 なお、写真を見る限り付属のバルブはステンレスではなくブラス製のようです。
また書籍類もセールだそうで、半額近い値段で販売していました。
なお2008年最初となるWyeast予約販売は2月4日に締め切られたそうで、2月11日にアメリカから発送される見込みだそうです。
item Homebrew Platinume 2008
White Labsが2008年の限定販売となるHomebrew Platinume 2008のラインナップを発表していました。 これは2ヶ月ごとに三種類ずつのイーストを限定で生産・販売するというプログラムで、発表されたラインナップは以下の通りです。 イーストの詳細については該当ページをご覧下さい。 なお、名称の前に「*」が付いているイーストは新しいイーストだそうですが、付いているイーストはひとつも無いようです。
  • 1・2月
    • WLP009 Australian Ale
    • WLP022 Essex Ale
    • WLP085 English Ale Blend
  • 3・4月
    • WLP039 Nottingham Ale
    • WLP540 Abbey IV
    • WLP940 Mexican Lager
  • 5・6月
    • WLP003 German Ale II
    • WLP036 Dusseldorf Alt
    • WLP410 Belgian Wit II
  • 7・8月
    • WLP351 Bavarian Weizen
    • WLP566 Saison II
    • WLP700 Sherry
  • 9・10月
    • WLP515 Antwerp Ale
    • WLP705 Sake
    • WLP885 Zurich Lager
  • 11・12月
    • WLP006 Bedford British
    • WLP072 French Ale
    • WLP510 Belgian Bastogne
また今年同社が出展するイベントのリストも掲載されています。 これによればほぼ毎月どこかのイベントに出展するようです。
item ネット販売終了
第6回東京リアルエールフェスティバルのチケットのネット販売が終了していました。 しかしながら店頭販売はまだ行っている模様なので、買いそびれた人は販売店へお急ぎ下さい。
すでに参加ビールリストは完成している模様ですがイベント情報には何も掲載されていません。 イベントはまだ決まっていないものと思われます。
item 外部提携講座スタート
醸自倶楽部によれば2008年4月から同社の代表山本醸自氏が毎日文化センターの外部提携講座に登場するそうです。 山本氏と料理研究家の荒木慶子氏が交代で講師を務める講座だそうで、名称はいまいち良くわからないのですが、ビールを作ったり料理を作ったりする講座のようです。 毎月第3・4水曜日に開催の3ヶ月講座(全6回)で受講料が31,500円(+材料費7,500円)とのこと。 興味のある方は是非参加して、レポートして下さい。
山本醸自氏の肩書きは『釀自流麦道・宗家家元・新聞テレビでおなじみ京都大学食品工学科卒業・酵母菌の研究・地ビールコンサルタント自ビールキット・サーバー開発者』と長過ぎるのが気になります。
中々良い出物があったので思わず買ってしまったAi Nikkor 85mm F1.4S。 D70に付けるとそうでも無いのですが、F3に付けるとボディからはみ出すくらいデカイです。 明るくて描写も良いのですが、開放付近で使うとピント合わせがかなりシビア。 使いこなしにはだいぶ時間がかかりそうです。
2月4日(月) 【2008新春ビアライゼ】[その2]
item 沢内銀河高原ビール
続いては本日の宿にもなる沢内銀河高原です。
写真をクリックすると拡大します
沢内銀河高原。正面に見えるのがホテル。ビール工場は看板の裏辺り。これでも雪が少ないらしい。 ビール工場正面入口。かつてはブルワリーレストランとして使われていた建物。左に延びる通路はホテルへ続いている。 ビール工場から和賀岳方面を臨む。あたりはブナの原生林に覆われた自然豊かな場所だ。かつてトナカイを飼っていた赤い屋根の建物も見える。
湖畔の杜ビールから国道46号線を雫石町まで引き返し、カーナビの指示通りに曲がったところ旧道に入ってしまいました。 雫石駅入り口を通り何本か橋を渡るといつの間にか県道1号線となり、いよいよ山道らしい雰囲気になってきました。 46号線や町中はあってもシャーベット状態の雪でしたが、ここまで来るとさすがに圧雪となり、快適なドライブとなってきましたが前の車が遅く思うようにスピードが出せませんでした。 トンネルを抜け、ようやく前の遅い車が端によったと思ったらすぐに沢内銀河高原への入り口に到着しました。
記念に看板の写真でも撮ろうと思って車外に出てみると、所々アイスバーンとなっており、滑ってコケそうになりました。 「だいぶ凄いところに来たな」と思わせるくらいの積雪で、雪の無いところに住んでいる者にとってはワクワクさせてくれる景色でした。 県道から右に入るとさらに両側はスゴイ雪で、除雪車まで出てきました。 この道を真っすぐしばらく行くと「沢内銀河高原」の看板が見え、奥の方に本日宿泊する「ホテル森の風アネックス」が見えてきました。
早速チェックインを済ませ、銀河高原ビールのシバシンさんに連絡を取ってもらうようお願いすると、すでに話しが通っていたようですぐに呼んでくれました。 部屋に荷物を置いて、早速ビール工場を案内してもらいました。
写真をクリックすると拡大します
フロントからすぐのところにオブジェとして置いてあるケイ藻土フィルター装置。まだ使えるそうだが、ブルワリーでは使わなくなったとのこと。 オブジェの後にある階段を2階に上がると案内看板がある。ビール工場にも直接行ける。 外から見た夜のレストラン。窓からの光が雪に反射して幻想的な世界となっていた。
ホテルから直接工場に来ると2階のホールに出る。奥に見えるビールタップがかつてブルワリーレストランとして使われていたことを物語っている。現在は催し物などが出来るようになっている。 ホールから見たブルーハウス。beraplan社製のマッシュ釜で、手前からロイター、ボイルケトル、マッシュケトル。 検査室においてあったミニブルーシステム。これでテストバッチを作っているとのこと。
ホテル棟から工場へは2階にある連絡通路を通って直接行けるようになっていました。 工場に入るとまず広いホールに出ました。 ガラス越しに醸造釜を見下ろせるような構造は以前ブルワリーレストランとして使っていた頃の名残です。 現在は工場見学の際に簡単なセミナーが出来るようにイスが並べられており、テレビとDVDも置かれていました。
ここからは和賀岳や高下岳等の奥羽山脈の山々とその下に広がるブナの原生林の眺めも素晴らしく、季節によって異なる風景が楽しめるようです。 個人的にはブナの新緑の時期の景色が素晴らしいのではないかと思っています。
工場見学の前に、ちょっと検査室を見せてもらいました。 ビールの品質管理をするための部署ということで、ビールを恒温庫で保管して出荷してからある程度日数が経過したサンプルの品質を見ているとのことでした。 それ以外にも色々と検査が出来るようになっており、またテスト醸造も出来るように小型の醸造システムも置いてありました。 サイズ的にはホームブルーと同じ位で、全自動でマッシング等が出来るようになっているそうです。
写真をクリックすると拡大します
第一発酵室にある一番小さな3kLのファーメンター(ユニタンク)。 第二発酵室には6kLのユニタンクが並んでいる。ここではこれが主力で全部で32基あると言う。 ここで使っている最大のユニタンク。サイズは12kLとのこと。
2階のホールからドアを一枚隔てるとロッカーがあり、ここで長靴と帽子をかぶって見学へ出発。 エアシャワーを浴び、2階の通路からファーメンター群を見下ろしました。
まず手前にある第一発酵室。 こちらは3kLの発酵タンクがメインに並べられていました。 続く第2発酵室は6kLの発酵タンクがメイン。 この部屋にはさらに大きな12kLのタンクも2基置かれていてましたが見学通路からは死角になって見えません。 と言うのも見学通路の一番奥を一部取り壊して12kLタンクを設置したためだそうです。 掲載した写真は工場内から撮った写真です。
仕込釜はberaplan社製で、マイクロブルワリーにしては大きなサイズとなる3kL。 現在メインとなっている6kLのタンクで発酵させるには2回の段仕込をするそうです。 メインの製品はほとんどがこの6kLのタンクで作っているとのこと。 3kLの小さな発酵タンクは特別なビール等少量仕込の場合を中心に使っているとこのです。
写真をクリックすると拡大します
ウォートにイーストを添加する器具。画面左下からステンレス配管を通って来たウォートがチーズ(Т字管)を通る時に、ホースから供給されるイーストと混ざり発酵タンクへと運ばれる。 パスチャライズをする装置。でき上がったビールはこの熱交換器で60℃以上に加熱されたあと再び冷却される。二度の熱交換をするためかウォートチラーに比べて巨大。 CIPを行うための装置。さすがにこの規模になると手動では大変だろう。
工場内を隅から隅まで案内してもらって、特に面白かった物をいくつかピックアップしておきます。 まずはイーストピッチする器具。 これは他のブルワリーでも見たことがありますが、ウォートを発酵タンクに移す時に途中からイーストを混ぜる器具で、ホームブルーを始めとすると少量仕込ではまず見られない器具です。 最低でも3kL仕込なので、投入するイーストもかなりの量になるでしょうから、これは必須の器具と思われます。
続いて大きな熱交換器。 仕込釜の近くにも小さめな熱交換器があったのですが、こちらは発酵室内にありました。 どこのブルワリーにもある熱交換器がウォートを100℃から発酵温度まで急冷するために使うのに対して、この熱交換器はパスチャライズするための熱交換器だそうです。 パスチャライズの工程では0℃から60℃以上にいったん上昇させた後、再び0℃位まで落とすのでウォートチラーよりも大きくなっているようです。
最後はCIPの機械。 醸造設備から発酵タンクまでの洗浄を行うのがCIP工程。 その専用タンクが目に留まり、一瞬小さな発酵設備かと思いました。 小さなブルワリーではCIPは手動で行うようですが、さすがにこの規模になるとほぼ自動で行うようです。
写真をクリックすると拡大します
缶詰めライン。それほど大きくは無いがこれだけで数億円するらしい。右端に見えているのがビールを詰めるフィラー部でチリなどが入らないようにガラスで二重に囲まれている。 フィラー部の写真。缶は手前から流れて来て、ここでビールを缶詰めされる。外側のガラス囲いにレンズを押し当てて撮ったため内側のガラス囲いしか見えていない。 こちらは瓶詰めのライン。缶詰めラインに比べて古く年季が入っている感じだ。
最後にパッケージラインを見せてもらいました。 もともと瓶詰めのラインしかなかったそうですが、最近になって缶詰めのラインも作ったそうです、現在では瓶・缶の両方の製品を出荷しているとのことです。 缶詰め場合、ラベルなどを印刷した缶をあらかじめ作る必要があるそうで、その場合の最低ロット数がかなり多くなるので、レギュラー製品は缶詰めに出来るそうですが、特別品はなかなか缶詰めには出来ないようです。 そう言う場合には瓶に詰めて出荷するとのことです。
工場で試飲させてもらったビールは全部で6種類。 ヴァイツェンを主力とする基本的なラインナップに変更はないみたいですが、新たに加わったペールエールとこれまでのピルスナーをヘレスに変えた点が特筆すべき点ではないでしょうか。 特にヘレスの方がホップアロマ、モルト感共にピルスナーよりも弱くなったような感じなので一般受けはするかも知れませんが、ビールマニアにはちょっと物足りないかも知れません。
以下テイスティングノート(全部はメモれませんでした)。
写真をクリックすると拡大します
工場で戴いたビール。 左から「ヘレス」「ホワイト」「ペールエール」「スタウト」「ヴァイツェン」「小麦」。 「小麦」は熱処理した「ヴァイツェン」とのことだが、レシピから全く違う別物のビール。
  • ヘレス
    ホップアロマはかなり弱くようやく感じられる程度だが、飲んでみるとボディが弱いこともありホップキャラクターが十分に感じられる。 後味甘い。
  • ヴァイツェン
    クローブの香り。 ヘフ・ヴァイツェンなので濁りあり。 ホップキャラクターはほとんど感じられないくらい弱い。 ちょっと甘めな後味。
  • ペールエール
    ホップのアロマよりもカラメルモルトの香りが強く出ている。
  • スタウト
    ロースト麦芽から来るコーヒーノート。 ボディはミデアム。 ホップキャラクターもスタウトにしては十分なフレーバー。 ホップアロマはほとんど感じられない。 フォーリンスタウトとのこと。
24年間続いてきたEGシリーズがついに開発終了となりました。 奨学金でローンを組んで初めて買ったMacintosh II siと共に購入したのが1991年。 以来ウチのマシンには必ず日本語入力としてEBBRIDGEが入っていました。 とりあえずまだ使えるので当分EGBRIDGEを使って行きますが次に新しいマシンを買う時にはお別れすることになりそうです。
1月23日(水)
item タンク破裂、ひとり死亡
各メディアが伝えるところによると、昨日1月22日13時ごろ盛岡のベアレン醸造所でビールタンクが破裂して壁を突き破り、隣の部屋にいたブルワーの佐々木陽一さんに当たったそうです。 佐々木さんはそのまま病院に運ばれましたがまもなく死亡が確認されたとのこと。 たぶん地ビール業界では初の死亡事故ではないかと思われます。 佐々木さんは同社の創業時からのメンバーの一人で、その前は地元沢内のブルワリーで働いていたというかなりのベテランブルワーだったそうです。 ご冥福をお祈りいたします。
一部報道によれば、ケグ詰め終了後に加圧ガスのバルブを閉め忘れたためタンクの内圧が上がりそれが破裂の原因となったとのことですが、通常は安全弁が働くので破裂には至らない構造となっているハズです。 問題はなぜ安全弁が働かなかったかということに絞られると思いますが、ほど近い筋によれば、同社の醸造設備はかなり古いドイツ製で、貯酒タンクに安全弁が無かったとの情報も流れています。 安全上、そのようなことは考えにくいのですが、今後同様な事故を防ぐためにも完全な原因究明とその公表をお願いしたいと思います。
item 一部公開
ビール文化研究所研究室を一部公開していました。 現在公開されているのは「食についての研究」「用語についての研究」「参考資料等」の三つです。 一番メインとなる「ビールについての研究」はもう少し研究が必要なようです。
ベアレンの事件はとてもショッキングな出来事でした。 似たようなことを家庭でやられている皆さんもお気をつけ下さい。
1月15日(火)
item Zymurgy 1/2月号
Zymurgyの1/2月号が届いていました。 一年前の2007年1/2月号に続いてホームブルーイング用グッズの工作が今回の特集となっています。 今回掲載されている工作は読者からの投稿のようです。 以下Featuresから。
  • 10 Homerewing Gadgets and Tricks by Zymrgy readers
    Zymurgy readers share their homebuilt homebrewing tools, and offer a few other tricks usign household items that weren't originally meant for brewing beer.
  • Put the Heat Where You Need It by Pete Calinski
    A heatstick---a heating element for a hot water heater mounted on a wand---can be a very useful addition to a brewer's equipment, and it's fairly simple to make.
  • The Portland Tap by John Buesseler
    Instead of drilling holes through a freezer or refrigerator for beer faucets, this twist on a traditional kegerator hands them from the underside of the freezer lid.
  • Sold-Out GABF Rocks by Dan Rabin
    More than 46,000 people converged on the Colorado Convention Center in Denver Octorber 11-13 for the 26th annual Great American Beer Festival.
  • Homebrew-Gone-Pro by Gary Glass
    Ever wish you could taste your homebrew recipe on tap at your favorite pub? Eight lucky homebrews got the chance at the Puget Sound Pro-Am competition.
とりあえず医者に行って診断書か?
1月13日(日) 【2008新春ビアライゼ】[その1]
item 田沢湖 湖畔の杜ビール
新春ビアライゼに行ってきました。
写真をクリックすると拡大します
高速のサービスエリアから見た岩手の山々。さすがに雪が多い。 NHKの連ドラ「どんど晴れ」で有名になった一本桜。残念ながら岩手山は見えませんでした。 田沢湖畔にある「湖畔の杜ビール」のレストランORAE。「湖畔」という名にふさわしく、道一本隔ててすぐに田沢湖という立地。
仕事始めは金曜日。 一日に行ってまた土日連休と微妙な暦で始まった2008年ですが、1月4日から出かける人も少ないだろうとの予想の下、家族旅行を決行することに。 行き先は、以前から行って見ようと思いながらなかなか行けなかった沢内銀河高原ビールです。
ETCの深夜割引が適応されるよう、4時前に高速道路の料金所を通過。 2時間走っては休憩のパターンで順調に進み、岩手県に入ったのは9:00を少し過ぎたところでした。 このまま沢内に行くのも良かったのですがせっかく北東北南部まで来たので、まずは昼飯がてら湖畔の杜ビールに行くことにしました。
盛岡インターから田沢湖ビールまでは国道46号線経由で50km弱。 カーナビのルート検索によれば一時間半ほどかかるとのことですが、どう考えても一時間で到着しそうなので、NHKの連ドラ「どんど晴れ」で有名になった小岩井農場にある一本桜を見てから行くことにしました。 連ドラで放映されてからはかなり有名な観光地になったそうで、観光客が絶えないとのことだったのですが、さすがに冬場と言うことで駐車場も閉鎖されていました。 それでも写真を撮りに来たらしい先客が一組いました。
時々晴れ間が覗く天気で、しばらく待てば岩手山が見えそうだったのですがさすが田沢湖に行く時間がなくなりそうだったので早々に退散しました。 青い空に白い岩手山が浮かび上がった風景はさぞかし素晴らしいことでしょう。
再び国道46号線に戻り田沢湖に向けて自動車を走らせると案の定、一時間かからずに湖畔の杜ビールに到着しました。
写真をクリックすると拡大します
この日のビール。左から「こまちラガー」「風そよぐピルスナー」「味わいデュンケル」「湖畔スペシャル(デュンケル)」 レストランの風景。奥に醸造設備、左奥に発酵タンク等が見える。右手のガラス越しに見る田沢湖は素晴らしい。 発酵タンクなどのある部屋。醸造設備については全く不明。
到着したのは12:00ちょうど。 その割には駐車場に自動車が少なすぎでした。 さすがにシーズンオフだから仕方がないのかも知れませんが、これだとなかなか経営が大変なのではないかと心配になってしまいました。 しかし、あとで店員さんに聞いた所によると、東京などでの需要が伸びているそうで販売量としては右肩上がりだとか。 ちょっと安心しました。
この日のビールは全部で4種類。 サンプラーは無しとのことだったので全種類一番小さなグラスで注文しました。 「こまちラガー」「風そよぐピルスナー」「味わいデュンケル」はレギュラーで通年あるそうですが「湖畔スペシャル」は時期によって違う季節限定とのこと。 この日の「湖畔スペシャル」はレギュラーよりも材料をふんだんに使ったというデュンケルでした。 以下テイスティングノート
  • こまちラガー
    あきたこまちを使用したビール。 色は薄いストロー色。 ホップの香りと少々酸っぱい香りが混じっている感じだったが、特に酸味はなかった。 ボディが弱くホップの苦味が少々強い。 後味に渋味のようなものあり。
  • 風そよぐピルスナー
    こまちラガーより少し濃い色。 ホコリの様な香り。 モルティでホップのキャラも出ている。
  • 味わいデュンケル
    弱いがカラメルモルトの香り。 モルティ。 ホップキャラも感じられるがアロマはほとんど感じられない位に弱い。
  • 湖畔スペシャル
    レギュラーのデュンケルよりも材料をふんだんに使ったデュンケルとのこと。 レギュラーよりも色が濃い。 カラメルモルトの香りがしてボディはモルティでさらに強いがミデアムボディといったところ。 ホップキャラは(ボディに比べて)かなり弱い。 少々アルコーリック。
醸造設備について店員さんに聞いたところ、全くといって良いほど情報が得られませんでした。 テーブルにおいてあったビールメニューによれば、店内から見える三基の釜のうち一番左にある少し小振りな釜はライスクッカーだそうです。 となると真ん中はマッシュ・タン兼ブルー・ケトル、右端がロイタータンではないかと予想。 ライスクッカーを使ってデコクション・マッシングも出来るシステムのように思います。 次に行くことがあったらぜひ中を見学してみたいとです。
新年早々ひき逃げされました。 2008年1月11日19:15頃、つくば市並木一丁目交差点にて。 幸いケガはほとんど無く、今のところ大丈夫そうですが、チャリンコがちょっとダメージを受けています。
目撃証言によるとひき逃げした自動車はシルバーか水色っぽいホンダ・フィットで、ナンバーは「・・・5」だそうです。(地名、ひらがなは不明。) 一応、警察には届けましたが、もし何か情報がありましたらご協力お願いいたします。
1月10日(木)
item リニューアル
いつの間にかChicago Beer Societyのサイトがリニューアルしていました。 今風なブログっぽいインターフェースのサイトに生まれ変わっています。 なお、ざっと見たところ今年もReal Ale Festivalは開催されない模様です。
item 連休情報
マイビア工房さとるによると1月14日は祝日のため12〜14日に注文分の発送は15日となるそうです。
item チケット販売開始
東京リアルエールフェスティバルのサイトでネット通販が始まっていました。 ネット通販では限定200枚の販売で、1月28日24:00または販売枚数に達した時点で申込みが締め切られるそうです。
正月太り。
1月7日(月)
item 第6回東京リアルエールフェスティバル
今回で6回目を迎える東京リアルエールフェスティバルのサイトがオープンしていました。 参加ビールリストによれば今回のビールリストはまだ掲載されていませんが、参加ブルワリーは昨年よりも減少して全部で11社となる模様です。 開催日時は2008年2月10日で開催場所は「すみだリバーサイドホール」だそうです。
チケットは20店の販売協力店およびネット通販で入手可能だそうですが、1月6日オープンとなっている通販サイトはまだオープンしていない模様です。
第5回は当日参加していないのでどうだったかわかりせんが、6回も開催して偽リアルエールを提供していたのでは格好がつかないでしょう。 真のリアルエールが提供されることを期待したいところです。
item 下面発酵用イーストの注意点
マイビア工房さとる「下面発酵用ラーガーイーストを使うときの注意点は?」を掲載していました。 同店で扱っているドライラガーイーストを使う時の注意点をまとめた記事ですが、下面発酵用イースト全般に共通する事柄も多く書いてあるので、この冬に初めて下面発酵に挑戦する方は一読をお勧めします。
item ホップ満足度保証
アドバンストブルーイングペレットホップの満足度保証なる制度を開始していました。 ペレットホップの品質に満足が行かなかった場合、交換または返金するという制度だそうです。
ベルジャン・ストロング・エールキットが新発売していました。 ヒューガルデン「禁断の果実」がモデルだそうです。
また、麦芽類でフレークト・ライとスモーク・モルトの取り扱いも開始しています。
明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。