総集編
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2000年10月22日
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10月5日から三日間、デンバー(アメリカ、コロラド州)で行われたGreat American Beer Festival 2000 (GABF2000)のレポート及び、その後回った北カリフォルニアのホームブルーショップやブルワリーの記録です。
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今年のフェスティバルから会場が変更になり、規模自体縮小された様で、プレスリリースでは290の醸造所、1200種類以上のビールが出展となっていました。
(会場が変わったのは規模とは関係なく、単にこれまで開催されていたところが使えなかったという理由によるらしい。)
それでも三日間で延べ22,000人以上のビールマニアが集まり、大盛況のうちに幕が閉じました。
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前々回(1998年)に行ったときと比べて大きく変わったと思うことは、醸造所のブース以外がずいぶんと減ったと言うことです。
面白いホームブルー用品を展示しているブースや、ホップによるビールの違いが体験できるブースなど、ホームブルワーにとっては興味のあるブースがいくつかあったのですが、それらが全くなくなっていました。
また、記念グッズを売る場所もずいぶんと縮小され、扱っている商品点数もずいぶんと少なくなっていました。
来年はこの辺りが改善されていると、遠くから参加するホームブルワーにとってはもっと楽しめるフェスティバルとなるのではないかと思います。
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その後、デンバーからサンフランシスコに渡り、北カリフォルニアのホームブルーショップ及びブルワリーをいくつか訪ねました。
今回訪れたホームブルーショップ全体としてビールの用品だけでなくワイン用品も豊富に取り扱っているところが多かったという印象を持ちました。
これはナパ、ソノマなどのワインの産地が近くにあり、新鮮で良質なブドウが手に入るためではないかと思われます。
(ブドウを搾る器械の貸し出しやブドウをトン単位で売るというポスターを貼っている見てもありました。)
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また、ブルパブもレベルの高い店が多く「さすが、マイクロブルワリーの先進国」という印象です。
どの程度相関関係があるかわかりませんが、カスク・コンディションのエールを置いている店は例外なくレベルが高かったように思います。
そう言った店では丁寧にビールを取り扱うからでしょうか?
「カスク」と言っても通じない(発音が悪いからではないと思う)店では、エールなのに冷えすぎていたりしました。
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いずれにしろアメリカにはまだまだ面白いビールがたくさんありそうな感じです。
次はシカゴからレポートを送れると良いなあと考えています。
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