総集編
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今回のビアハントはトータル日程4泊6日とアメリカ東海岸に行くにしては少々強行でしたが、それはどうしても行きたいブルワリーが有ったからでした。
それがデラウェア州にあるDogfish Head Craft Breweryでした。
このブルワリーのことをいつ、どこで知ったかは忘れてしまいましたが世界最強のビールを造ってるブルワリーだと言うことはいつも頭にありました。
Boston Beerのユートピアが出たことで世界最強ではなくなってしまったものの、造っているビールがほとんど高比重であることと、どこだか良くわからないけど辺鄙なところにあると言うことで行ってみたいリブルワリーリストのかなり上部にランキングされていました。
それが今回Beerlinetoday氏がGABF2004のついでに行く予定だと聞いて、なかなかこういうチャンスは無いと思い行くことを決めたのでした。
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実際に行ってみての率直な感想は期待したほどではないと言うものでした。
それはきっとブルワリーツアーの日に行ったからで、普通の日に行けばもっと違った感想を得られたのではないかと思います。
ブルワリーツアーと言うとどうしても通り一遍の説明しかしてくれず、さらに定期のツアーだと参加者が多くどうしても突っ込んだ説明を受けることができないため、あまり面白い話はまず聞けないものだと改めて思いました。
次回行くことがあれば、定期ツアーは避けて飛び入りで見せてもらいたいと思いました。
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それでもパブで飲んだビールは非常に良いビールばかりでした。
欲を言えば高比重ビールのケグ版を飲んでみたかったところですが、瓶ビールは何とか手に入れることができたのでとりあえずは目的が達成されました。
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一方でちょうど週末にKennett Square Microbrew Festivalというローカルなビア・フェスティバルが開催されたことは非常にラッキーでした。
フィラデルフィアからずいぶんと離れた小さな田舎町でのフェスティバルと言うことで、正直、それほど期待はしていなかったのですが、周辺のブルワリーはほとんど出ていたのにはかなり驚きでした。
また、片田舎のフェスティバルにもかかわらずかなり多くの来場者でにぎわっていたことも驚きでした。
世界有数の大都市、東京の池袋で行われたフェスティバルが入場者数で(ひょっとしたらビールの総数も)アメリカの田舎町のフェスティバルに及びもしないという事実が日本の悲しいビール事情を反映しているように思えてなりませんでした。
我が国で片田舎のフェスティバルに何千人も来場する日が来るのはいつのことになるのでしょうか。
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こういったローカルなフェスティバルでは良いビールを発見できる楽しみがあります。
特に今回はそれを強く感じました。
次に見知らぬエリアを回るときにはぜひ、最初にフェスティバル行ってからブルワリー巡りをしたいものです。
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他に、首都ワシントンエリアやボルチモア周辺にも数多くのブルワリーがあったのですが、時間的な制約からほとんど回ることはできませんでした。
次回はこのあたりを中心に回りたいものです。
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