PNG対応のブラウザをお使い下さい。がんばれピングー。

HOMEBREW.GR.JP移行にともないパイント・ウエア・サイトになりました。
このページをが有用だと感じた方はビールを1パイントおごって下さい。


全体を通して
(総集編)
RAF2001編
(現地時間:2/27〜3/4)
KBF2001編
(現地時間:3/5〜3/11)
最新の記事へGO!

01年3月
* * * * 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
赤:休刊予定日
黄:特別配信
BeerLine Todayの記事も参照して下さい
3月7日〜15日までのKBF2001編はこちらです
3月6日(火)[現地時間:3月4日]
◆ Mickey Finn's Brewery
シカゴ郊外のブルーパブを訪ねました。 これがシカゴ周辺での最後のブルーパブです。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真 写真 写真
この店はシカゴから自動車で一時間ほど北西にあるLibertyvilleという町にあります。 この町は明日からハワイを案内してくれるクリスさんの生まれ育った町だそうで、彼によればこの店名前Mickey Finnは禁酒法時代に使われていた合言葉から来ているそうです。
店内は良くあるアメリカのバーという感じです。 店の前にある庭みたいなスペースにはテーブルのようなものが置かれており、暖かい季節には外でも飲めるようになっているようです。
ここのパイントグラスはよく見るものとは違っていて、底のあたりが角張っていました。 また、出てきたグラスにはLibertyville Brewingと書かれたものがあり、昔はLibertyville Brewingと呼ばれていたのかも知れません。
ビールはエールを中心としたラインナップでニトロ、カスクともに置いてありました。 ホップの渋さも少なく非常においしいエールが楽しめました。
本日のベスト:Mickey Finn's Brewery 『R.K.'s Indian Pale Ale』(IPA, Nitro)
程よいホップの香りに苦さ。 渋味もほとんどなし。 こういうIPAを造りたいと思うような逸品。 カスクを飲まなかったのは少し残念。
今日飲んだビール(3/4)
Mickey Finn's Brewery
- R.K.'s Indian Pale Ale (IPA, Nitro), Vardin's Best Draft (Bitter, Cask), Mickey Finn's Wheat Ale, Little fort Porter, Five Springs Oatmeal Stout
瓶ビール
- Special Pilsner, Bavarian lager, Autumnal fire, Dark Doppel Bock [Capital Brewing]
おまけコーナー:こうして原稿を書いています。
写真 写真
店でテイスティングノートを取る。 Palmを使えば打ち直さなくてすむので楽だそうです。 宿に帰って原稿書き。 この旅行の半分はディスプレイを見ている感じです。 PowerBookもカーナビになったり大忙し。
本日は移動のためアップデートが遅れました。 明日からハワイ偏が始まります。
3月5日(月)[現地時間:3月3日]
◆ BREW & GROW再び
昨日行ったホームブルーストアBREW & GROWに再び行ったので写真を撮ってきました。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真 写真
店内には犬が寝そべっていたり猫が寝ていたりしますが、整理整頓がなされており見た目にはきれいです。 店の片隅には店員の醸造用品と思われるものが積んでありました。 ケグにはビールが詰めてあるようで、どうやらここで醸造しているようです。
再びここを訪れた一番の目的は、昨日も紹介したビールサーバーでした。 持ち帰るのが大変だと思っていたのですが、これにビールを詰めて持ち帰ると良さそうだということで話がまとまり、買いに来たのでした。 実際にビールを詰めてみたところ、25oz瓶4本+12oz瓶17本+6.3oz瓶6本ものビールを詰めることができました。
このうち何本かはSaturday Evening Beer Liveに来て下さった方々に試飲していただく予定です。
◆ Flossmoor Station
シカゴから車で一時間くらい南に下ったFloosmoorにあるブルーパブに行きました。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真 写真 写真
名前の通りFlossmoor駅に隣接したブルーパブです。 店内は外からの光が入るように造られており、他の多くのパブと違って明るい感じで、土曜日の昼過ぎだったためか、家族連れで食事に来ている人たちも見受けられました。 醸造設備は入り口の左手に置かれており、店内からその全貌を見ることができます。 設備のサイズはだいぶ小さく500〜1000リットル程度のものだと思われます。
この店ではパイントだけでなくその半分くらいの量でもオーダーすることができます。 時間もなかったのでバーカウンターでちょっとしたつまみを食べながら、この小サイズの何杯か頼みました。
全体的に一般的なカテゴリから外れているものが多いのではないかという印象が残りました。 ブラウンエールとうたいながら出てきたものは、ロースト麦芽の香りがする色の非常に濃いビールだったりしたのには驚きでした。 それでも非常に良質のビールで二度ビックリという感じです。
◆ RAF2001 (Festival Tasting Session#2)
いよいよRAFも最終日。 カスク・エール・コンペの結果が発表されました。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真 写真 写真
写真 写真 写真 写真
最終日の今日は12:00からセッションが始まり、コンペの発表などが行われた後、17:00〜18:00の休憩を挟んで18:00から再開するというスケジュールでした。 日中は他のブルーパブを回っていたため昼からセッションには間に合わず、18:00過ぎから参加となりました。 我々が会場に入ったときは入場者もピークに達していたようで、なんと入場制限まで行われていました。
会場は大きくわけて三つに別れており、そのうち二階のボトルコンディションの会場を除いた二つの会場がカスクの会場となっていました。 このうち奥の会場は少し寒いくらいなのに対して、手前の会場はGoose Islandの一区画を使っているので暖房も効いており快適です。 しかしカスクが暖まってしまうため、冷却をしていました。 この装置が水か何かを冷却する装置で、その水を循環させてカスクを冷やすという方法がとられています。 ちょっとピントがぼけていますがこの写真に見えているパイプが冷却液を通しているパイプです。
この冷却装置が置いてある会場に受付や色々なブースが出ていました。 AHAでは無料でZymurgyを配っていたりBrewin' Beagleでリアルエール関連の商品を売っていたりしてこれらもフェスティバルを盛り上げていました。
本日のベスト:Flossmoor Station R&B 『PULLMAN Nut Brown Ale』(Brown Ale)
たぶんBrown Aleではないと思う。 ロースト麦芽の香・味が良かった。
今日飲んだビール(3/3)
Flossmoor Station R&B
- PULLMAN Nut Brown Ale, ZEPHYR Goden Ale, CHESSIE CHERRY Wheat Ale, PANAMA LIMITED Red Ale, BREWMASTER'S SPECIAL (IPA), GANDY DANCER Honey Ale
RAF2001
- Stoddard's E.S.B [Stoddard's B.], Old Bastard [Great Waters B.], Old Petunia Ale [Great Dane P&B], St. Arnold's Amber Ale [St. Arnolds's B.], Special Pale Ale [Pizza Port Carlsbad], Proving Ground Ale [Magnolia P&B], SLO IPA [SLO B.], Aleworks Anniversary Marzenfest [Third Street Aleworks B.]
3月4日(日)[現地時間:3月2日]
◆ Goose Island (Lincoln Park)
昼食にGoose Islandを訪ねました。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真 写真 写真
ブルーパブGoose Islandはシカゴ市内に二軒あり、Real Ale Festivalの会場となるWrigleyvilleの方は、シカゴカブスのホーム球場の近くのちょっとした繁華街にあるのに対して、こちらはすぐ隣に大きな酒屋(『やまや』のようなもの)や電気屋(『コジマ電気』のようなもの)がある地区にありました。 レンガ造りの建物で非常に趣があり、さすがブルワリーらしく消火栓もご覧の通りです。
醸造装置は外から眺めるだけであまりじっくり見られなかったのが残念ですが、さすがに街中のブルーパブだけあってあまり大きな施設ではありませんでした。 ちなみにGoose Islandでは瓶ビールも売っているのですが、この瓶ビールはブルーパブとは別の工場で造られているようです。 ブルーパブにある施設はそこで提供する分だけを造っているようです。
ビールのラインナップはエール系を中心として11種類ほどありました。 そのうちカスクコンディションが2種、ニトロを使ったものが2種と一通りのエールが揃っていました。
◆ BREW & GROW
街中にあるホームブルーショップを訪ねました。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真
通りからちょっと怪しい路地に入ったところにこの店はありました。 外見もちょっと古めかしく近寄りがたい感じです。 しかしそんな外見からは想像がつかないほど店内は明るく、店員の兄ちゃんも非常に愛想が良く、彼が造ったビールを5種類(Stout, APA, Lite Pilsner, Pilsner, Cherry)ほど振る舞ってくれました。
一通りのものが置いてある極普通の品ぞろえという感じでしたが、注目はクーラーボックスを使ったビールサーバーで、中古$45くらいでした。 某じょーじくらぶに見せてやりたい値段でした。
◆ RAF2001 (Festival Tasting Session#1)
Real Ale Festivalの二日目。 今日からいよいよコマーシャルカスクが飲めます。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真 写真 写真
さすがにハナキン(アメリカにもそんなのあるのか?)だけあってか、Goose Island Wrigleyvilleは超満員。 この写真はもう終了まで30分くらいと迫ったときに撮ったものですが、我々が会場に到着した20:00頃にはこの倍以上の人でひしめき合っていました。
200以上のカスクがあるようで、まずリストをもらってもどれを飲んでよいのかわからないと言った感じでした。 ほとんどのカスクは目の高さ以上のところに置いてあり、ほとんどのカスクには写真のようにグラビティタップが取り付けられており、重力を使って注いでいました。 一方、下の方に置いてあるカスクにはハンドポンプ用のタップが取り付けられており、はハンドポンプを使っての抽出です。 そのためハンドポンプの数はそれほど多くないのですが、それでも全部で20や30はあるでしょうか。 普段はあまり見ることのできない光景です。
ボトルコンディションのセッションのビールを提供している会場は、カスクの会場からは少し離れているためか、非常に混んでいるという感じではありませんでした。 ここでは、ボトルから大きなピッチャーに出してそのピッチャーから各人のグラスにサーブしてくれるという、GABFなどでおなじみのスタイルで提供していました。 行った時間が少し遅かったせいか、品切れとなっているものもかなりありました。
会場では色々な人に合いました。 GABFでも会ったことのあるオッチャン(RAFではBottled-Conditioned Beer Kingという肩書きがあるそうです)や、昼に行ったGoose Island Lincoln Parkで我々のテーブルについてくれたウェイトレスのお姉さん、ホームブルーショップのお兄さんなど、シカゴでビールに関心を持っている人はほとんど全ての人が来ているのではないかと思わせるほどでした。
本日のベスト:SLO Brewing『SLO Amber Ale』(Brown Ale, Bottle)
ボトルコンディションにもかかわらずホップの香りが良く出ていて良かった。 なぜか知らないけど、Brown Aleにカテゴライズされている。
今日飲んだビール(3/2)
Goose Island Lincoln Park
- Smooth Indian Pale Ale, Honker's Ale, Smooth Oatmeal Stout
RAF2001
- Old Engine Oil [Harviestoun], Kamikaze, Aviator [Dent] (British Cask)
- Coast Range Best Bitter [Coast Range B.], BridgePort ESB [BridgePort B.], Blue Bell Bitter [Magnolia P&B], AleSmith X [AleSmith], Martin''s Dark Mild Ale [Bear Republic B.], Hoptown IPA, Hoptown Brown-Nose Ale [Hoptown B.], Boscos Stout [Boscos B.], Rogue Inperial Stout [Rogue Ales], Chipole Porter [Sweetwater T&B], Titanic Smokestack Porter [Titanic B.], Old 420 Wheat Wine [Flossmoor Station B.] (American Cask)
- SLO Amber Ale [SLO B.] (American Bottle)

瓶ビール
- Expedition Stout [Kalamazoo Brewing], Cherry Rail Fruit Beer [Cherryland Brewing]
3月3日(土)[現地時間:3月1日]
◆ New Glarus Brewing
New Glarus Brewing Companyを訪ねました。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真 写真 写真
写真 写真 写真 写真
このブルワリーで造っているフルーツビールをGABF2000で初めて飲んだのですが、非常にフルーツ風味が出ていて良かった印象が残っていたので、他にはどんなビールを造っているのか気になっていたブルワリーです。 ちなみにそのフルーツビール(他のビールもそうか?)はウィスコンシン州でしか出回っていないという噂なので(シカゴには売っていたという噂もありますが)そんなに飲めるものではありません。
入ってすぐに受付及び売店があり、その上に造っているビール(の瓶だけ)が飾ってありました。 季節醸造を含めて全部で14種類あるそうで、他にフルーツビールが三種類あります。 なぜかフルーツビールは飾ってありませんでした。
ブルワリーツアーで最初に案内されたのは、マッシュタンのある部屋です。 このマッシュタン及びケトルは1960年代に造られドイツで使われていたものだそうで、それを中古で買ってここに運んだということです。 ここで使われているものも銅製でピカピカに磨かれており、一瞬見たときは新品かと思いました。
他にも第二次大戦前に作られたローラーミルや100年前に作られた瓶詰め機など、非常に歴史的な装置が今なお現役で使われているのには驚きでした。
ここで最も印象的だったのは木の樽です。 写真で見えているように二つあり、それぞれでちがうフルーツビール(チェリーとラズベリーだと思う)が造られ、貯蔵されているようです。
見学の後$2.50(グラス付き)を払ってテイスティングを行いました。 フルーツビール以外のお勧め三種を飲みました。 決して悪いビールではないと思うのですが、フルーツビールの印象が強すぎたためか、あまり感動はしませんでした。 それだけフルーツビールは素晴らしすぎると言うことです。
他のビールを飲むためにNew Glarusの町にあるバーで昼食と共に飲んでみました。 この町はアメリカというより(行ったことないけど)ヨーロッパの様な町で、チーズやソーセージがたくさん売っていました。 一泊ぐらいしてみるのも良いかも知れません。
◆ RAF初日(ホームブルーセッション)
いよいよ今回の渡米のメイン、RAFが始まりました。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真
今日は第一日目でホームブルーセッションです。 ホームブルーで作ったリアルエールが並べられ、それを自分で勝手に飲んで、後でどれが良かった投票するというものです。 しかしシカゴへの到着が遅くなってしまったため、ほとんど空になっており少ししか飲めませんでした。
明日からサーブされるカスクが並べられておりワクワクしてきました。 そんな中でちょっと面白いブランドを見つけたので載せておきます。
Real Ale Festival 2001の詳しいレポートは明日から開始します。 お楽しみに。
本日のベスト:New Glarus『Raspberry Tart』(Fruit Beer)
ブルワリーで飲めなかったので買ってきて旅館で飲んだもの。 強烈なラズベリーの香りと心地よい酸味がなんとも良くバランスされている。
今日飲んだビール(3/1)
New Glarus Brewing
- Spotted Cow (Pilsner), Edel Pils (European Pilsner), Snow Shoe (Amber Irish Ale)
瓶ビール
- Uff-da (Bock), Hearty Hop (IPA), Coffee Stout (Stout), Raspberry Tart (Fruit)[New Glarus Brewing], Winter Warmer (Strong Ale) [Wild Onion Brewing], Crimson Voodoo Ale (Red Ale) [Dixie Brewing]
ビール以外のお土産を買う時間がありません。
3月2日(金)[現地時間:2月28日]
◆ Wine & Hop Shop
マディソンにあるホームブルーショップを訪ねました。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真 写真
マディソンの中心近くにあるこのショップは、非常にきれいな店でした。 醸造に必要なものは一通り取りそろえてある感じでしたが、値段は少し高めに感じました。 ケグ用のパーツなどが多いのが特徴といった感じでしょうか。 (しかし、探していたポペット・バルブ単体での販売はしてくれませんでした。)
ちょうど昼過ぎに行ったためか、サラリーマン風の人が店に現われ、本を立ち読みしてレシピを決め、それに合わせて材料を取りそろえ、グレインをミルで挽いていました。 ちょっと昼休みに来て週末に仕込む材料を取りそろえていくというのは、日常茶飯事なのでしょうか。 うらやましいです。
◆ Great Dane
マディソンで最も評判の良いブルーパブで昼食です。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真 写真 写真
ここは州庁舎から歩いてほんの数分という全くの中心街にあります。 千葉県庁から千葉大医学部のある亥鼻よりもずっと近い距離です。 (ここで千葉県を出したのは実はウィスコンシン州と千葉県は姉妹州(県)だからです。(実は最近知ったことです)) 今は冬で枯れていましたが、窓からはホップのつるが見えたりしており、ちょっと風情を感じさせます。
ここでは常時12種類くらいのビールが置いてあるようです。 このうち8種類がエール(Weizenも含む)とこれまでウィスコンシンで訪れたブルワリーに比べてエールの比率が圧倒的に多いのですが、残り4種類は全てラガーで全体の1/3を占めることになります。 この数字は他地域のブルワリーと比較するとかなり大きいと言えると思います。
今回はこの12種全てにトライしました。 全体的な傾向として、ホップからくると思われる紅茶のような香りが目立ったのが印象的でした。 注文し終わってから気がついたのですがバーレーワインなどアルコールの高いビールが季節醸造で3種類ほどあるといことでした。 ちょっと未練を残して次の目的地へと移動しました。
◆ Capital Brewery
マディソンの隣町ミドルトンにあるマイクロ・ブルワリーを訪ねました。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真 写真 写真
写真 写真 写真 写真
マディソンから車で15分ほど行った郊外にあるこのブルワリーはウィスコンシン州でもかなり評価が高いブルワリーのひとつです。 ここでは以前から是非とも飲んでみたかったワイルド・ライスを使ったビールがあるということで、行く前から楽しみにしていたところです。
中に入ってさっそくワイルド・ライス・ビールを一杯もらい、すぐに工場内を案内してもらいました。 銅製のマッシュタンはドイツ製で1960年代頃に作られたものと言うことで、年期が入っているかと思ったのですが、手入れが行き届いておりそんなに古いという印象は感じられませんでした。 年代を感じさせるもののひとつが醗酵容器を冷却するための装置です。 氷点下5℃くらいに冷却された冷媒を送りだしているため、表面は氷がびっちりと付着していました。
また、ケグも古い型のものを使っています。 この方のケグは昨日訪れたLakefront Breweryでも見たので、ウィスコンシン州ではポピュラーなのか聞いてみたところ、「小さなブルワリーでは新品を買う予算がないから、古いのを使っている」とのことでした。 この古いタイプのケグもマイクロブルワリーではまだまだ健在のようです。
こちらブルワリーもやはりラガーを中心としたラインナップでした。 全部で16種類くらいあるとのことですがそのうちエールはわずか2〜3種類と圧倒的に少ないそうです。 ラガーが中心になっている理由については、ウィスコンシン州はドイツからの移民が多いことと関係していると話してくれました。
◆ J.T.Whitney's
夕飯は近くのブルーパブに行きました。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真
行った時間が21時過ぎと遅かったためか、店内はダンスホールと化しており、騒がしいの一言でした。 ビールもそれほど良いというわけでもなく、ちょっとがっかりして旅館に戻りました。
本日のベスト:Capital Brewery『Wild Rice』(Speciality)
五大湖周辺の特産「ワイルド・ライス」を15%使ったラガー。 びっくりするほど良いという訳ではないが、物珍しいと言うことで。
今日飲んだビール(2/28)
Great Dane
- Wooden Ships E.S.B. (Cask), Stone Of Scone Scotch Ale, Potters Run IPA (IPA), Landmark Lite (Lite), Peck's Pilsner, Crop Cercle Wheat (Weizen), Old Glory American Pale Ale, Barristers' Brown Ale, Devil's Lake Red Lager, Emerald Isle Stout, Black Earth Porter, Germann Pils
Capital Brewing
- Wild Rice, Blonde Doppel Bock, Capital 1900 (CAP), Kloster Weizen, Weizen Doppelbock, Brown Ale, Wissconsin Amber (Amber Lager), Maibock, Dark (Germann Dark)
J.T. Whitney's
- Rich's Rauch Bier (Smoked Beer), Badger Red Ale, Rebellion Rye
瓶ビール
- Wisconsin Belgian Red (Cherry Beer) [New Glarus Brewing], Bucky Brau (Barley Wine) [Appleton Brewing]
最高気温31Fって。。。
おまけコーナー
写真 写真
なぜか床に埋まっているものが多い 宿の冷蔵庫はビールでいっぱい
3月1日(木)[現地時間:2月27日]
◆ シカゴに到着
シカゴに到着しました。 これから約一週間Real Ale Festival 2001を含むビールツアーの始まりです。
最初の三日間はウィスコンシン州マディソン周辺のブルワリー及びパブのレポートをお伝えします。
写真
◆ Brewmasters Pub
マディソンに向かう途中、ウィスコンシン州の南端に位置するKenoshaにある『Brewmasters Pub』に寄りました。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真 写真 写真
ここはラガーがを中心としたラインナップの店です。 すでに滅びたともいわれている(らしい)Classic American Pilsner (CAP)がラインナップにありました。 同じものを二回注文するというハプニングがあり、三種類しかテイスティングできませんでした。 全体的に炭酸が強い割にはイギリスのエールのようにほとんど泡がなく、パイントグラスになみなみにビールが注がれて運ばれてきました。
醸造設備は写真にあるように非常に小さなものでした(せいぜい千リットルか?)。
◆ Lakefront Brewery
マディソンに行く前にちょっと遠回りをしてミルウォーキーにある『Lakefront Brewery』を見学しました。
写真をクリックすると640×480に拡大されます
写真 写真 写真
写真 写真 写真 写真
むかし、発電所だったという古い建物を改装した、ミルウォーキー特有のクリーム色の建物に醸造所があります。 ミルウォーキーのニックネームである「クリーム・シティ」はこのようなクリーム色のレンガで造られた建物が多かったことに由来していることは、同社のペールエール『Cream City』のラベルを読んで初めて知りました。
ここはブルーパブはないのですが、ブルワリー見学ができました。 $5払うとパイントグラス付きで3杯まで飲めると言うことで、それに参加しました(とは言っても我々三人とフロリダから来た人が一人の合計四人)。 ところが、案内してくれたお兄さんに気に入られたようで、在庫してあった種類全部(10種)すべてを飲むことができました。
さすがにかつての発電所を改装しただけあって、内部は非常に広く、上から醸造所の設備を一望することが出ます。 醗酵タンクはミルクを入れるタンクを改造したものだそうで、四つすべてが色分けされていました。 また、ラガーリングタンクに人の顔が描かれていたり、変なオブジェが置いてあったりとユーモアたっぷりに造られています。
こちらでは広く普及しているサンケイ・ケグではな旧式のケグを使っていました。 く写真のようにケグ詰めした後に注入口にハンマーで木製の栓をたたき込むそうです。
ここもラガーがを中心としたラインナップで、非常にラガーにこだわっているようです。 エールで造るところが多いスパイスビールにしても、『Holiday Spice Lager』とラガーで造っています。 ブルワリー内をガイドしてくれた人も、確かにラガーにこだわっているようなことを話してくれました。
本日のベスト:Lakefront Brewery『Riverwest Sten Beer』(Amber Lager)
ボディがしっかりしていてモルトの味がすごく良く出ていた。
今日飲んだビール(2/27)
Brewmasters Pub
- Winter Warmer, Ice Master (CAP), Kenosha Gold
Lakefront Brewing
- Pilsner, Big Easy (Bock), Red lager, ESB, Amber Lager, Stout, Pale Ale, Eastside Dark (Dark Lager), Holiday Spice Lager, Barley Wine
マディソンはめちゃくちゃ寒いです。