総集編 〜ツアーを振り返って〜[2006年8月]
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このツアーから帰ってきてから早11ヶ月が経とうとしています。
なかなか旅行記をまとめる時間がとれなかったのですが、何とかGABF2006の前にまとめることができ、今はホッとしています。
今回は初の試みとしてツアー中のアップデートはブログを利用しました。
ここのブログでは画像のアップデートがなかなか面倒で、結果的に枚数を絞り込んでの掲載だったため更新は比較的楽でした。
しかしその反面、後になって画像を選び直す必要があり、結果として旅行記をまとめるのが遅くなってしまいました。
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言い訳はさておき、今回のツアーでは実に4年ぶりとなるGreat American Beer Festivalに足を運びました。
デンバーに行ったのも4年ぶりで、コンベンションセンター周辺の変貌ぶりにはたいそう驚かされました。
フェスティバル自体は相変わらずと言った感じでしたが、ブルワリー以外の出展が増えており、違った意味でも楽しめるようになっていました。
参加者数も2001年に比べてかなり増えたようで、特に土曜日の昼間のセッションはそれが顕著に感じられました。
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ワイオミング州シャイアンのブルーパブSnake Riverもかなり印象的でした。
全米50州の中で50番目に人口の多い州と言うのも驚きでしたし、そのような田舎の町にもブルワリーがあることも驚きでした。
こんな片田舎にもブルーパブが存在するということは、それだけマイクロブルワリーと言うものが一般的な存在となっているということでしょうか。
また、デンバーとシャイアンの間に広がる一面の草原地帯という景色も見ごたえがありました。
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GABFの後に行った北西部地方は以前から行きたいと思っていた地方のひとつでした。
初めて行ったGABFで感動したVery Special Pale Aleを造っていたFull Sail Brewing(この頃はまだEmployee-Ownedではなかった)があることもこのエリアに憧れていた理由のひとつかも知れません。
しかし、日本から割と近いにもかかわらずなかなか行くかとができませんでした。
そんな中、今回ポートランドおよびシアトルに行けたことは感無量と言うと言い過ぎですが、それに近いくらいの感動がありました。
特に、地元住民のジム・パーカー氏がほとんど余すところ無くブルワリーを案内してくれたポートランドは充実した一日となりました。
本当にありがとうございました。
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それとは逆にシアトルではちょっと時間が足りず、少しだけフラストレーションがたまりました。
他にも今回は寄れなかった液体イーストでおなじみのWyeast社やアメリカンモルトを製造しているGreat Wester Malting等もこのエリアにあります。
時期的に北米最大のホップ産地ヤキマのホップ畑も見逃してしまいました。
まだまだビールに関する面白いものが沢山ありそうなこのエリアにもう一度くらい、できれば次はオレゴン・ブルワーズ・フェスティバルがある時期に、行ってみたいと思います。
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もう一ヶ月後には次のGABFが始まります。
今回は25周年記念と言うことで、これまでと違った大きなフェスティバルになりそうです。
その模様も詳しく紹介しようと決意を新たに、このページを閉じたいと思います。
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