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	 3月31日(金)
	 【旭川→北見】[3月30日の記録]
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	遠軽へ[ビールの話題無し]
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	今日最初のビールを求めて遠軽へ向かいました。 | 
   
   
   
   
    
	 
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	    | 朝起きると雪模様。 | 
	    旭川を出るとすぐに昨日の蔵囲夢が見えてくる。 | 
	    峠を越えて白滝駅に到着。温泉があるらしい。 | 
	   
	  
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	朝起きると旭川は雪が降っていました。
	さすがに3月と言うこともあってか氷点下数度程度と冷え込みも厳しくなくちょっと期待外れ。
	朝食を済ませマッタリとして8:30過ぎにホテルを出ました。
	遠軽に向かう特急電車は9:01発の予定なので本日はかなりゆっくりした日程です。
	雪が降っているのに定刻通り列車は駅に入ってきたのはさすが北海道です。
	(っていうか首都圏の鉄道が弱すぎなんでしょう。)
	列車に乗り込むとほぼ満席状態。
	朝一番の札幌発網走行き列車のためでしょうか。
	前日に指定をとっておいて良かったと思いました。
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	旭川を出ると昨日の大雪地ビールがあったレンガ倉庫群が見えました。
	ゆっくりと旭川の町を抜けしばらく行くと、宗谷本線を左に分け石北本線に入ります。
	ここから急にスピードが上がりました。
	しばらくは平原のような所を走り、ちょっと山っぽい所に来たなあと思った所で上川駅に到着しました。
	上川から先が石北本線の一番の難所とでも言う所となっています。
	次の停車駅である白滝までの間約50kmは駅がありません。
	上川−白滝間が日本で最も駅間が長い区間だそうです。
	そんな話を聞いていたので何もないことを期待していたのですが、すぐ脇に国道が走っており、列車がトラックに抜かれてしまったのを見てかなり幻滅しました。
	日本には秘境と言う所は残ってないんでしょうか。
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	えんがるビール
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	まず最初のビールはえんがるビールです。 | 
   
   
   
   
    
	 
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	    | 町中にあった「かにめし」の店。店先で買えるのか疑問。 | 
	    駅からほど近い所にある「ふぁーらいと」。 | 
	    テイスティングセット。 | 
	   
	  
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    | ● | 
	
	10:50頃遠軽に到着。
	旭川から二時間弱での到着で、昨日あれだけ列車に乗ったからでしょうか、とても近くに感じました。
	早速えんがるビールのブルーパブである「ふぁーらいと」へ向かいました。
	駅を出てすぐに右手方向にしばらく歩いていると、駅の方向を向いた建物が見えてきます。
	それが「ふぁーらいと」です。
	11:00ちょっと過ぎに行った所、開店は11:30とのことだったので荷物を置かせてもらって軽く市内散策に出かけました。
	昨夜から降った雪のせいで、あちこちで雪かきをしている姿がみられ、北国の冬はまだ終ってないことが実感できます。
	駅からほど近い所に遠軽名物(?)「かにめし」のお店を見つけました。
	ここは駅弁が主のようで、店先ではとても売っているようには見えませんでした。
	駅弁の収益だけで十分やって行けるのでしょう。
	それにしてもこの時期だと市内は全然見る所がありませんでした。
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	いよいよ11:30になって席に案内され早速ビールを注文。
	メニューには全部で4種類のビールが掲載されていますが、2種類は夏期限定とのことで飲めませんでした。
	取りあえず今あるビール+発泡酒のお試しセットを注文。
	ビールは全体的にこれと言った欠点も無く無難な造りでした。
	お試しセットを飲み終えてもう一杯グラスで飲むことに。
	しかし、どちらにしようかちょっと迷って、結局メルツェンを注文しました。
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	    | 昼時で店内は結構賑わっていた。 | 
	    オーストラリア製の醸造設備。外装は銅で磨かれていた。 | 
	    ファーメンター等は奥まっていてよく見えない。 | 
	   
	  
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	ちょうどランチタイムだったためか、次々に来客があり、12:30頃にはほぼ満席で待ち人まで出てきました。
	それほど流行っているとは思っていなかったのでかなりビックリです。
	サラダや杏仁豆腐、コーヒーなどがセルフサービスで食べられるというランチが800円と手ごろなのも手伝って地元の人に受けているではないかと思います。
	地ビール屋を続けて行くにはいかに地元の人にひいきにしてもらえるかが鍵だと実感しました。
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    | ● | 
	
	醸造設備は店内から見えるようになっています。
	ガラス越しに見た限りではオーストリア製の装置のようです。
	ブルーハウスは周りが銅で覆われており、キレイに磨かれていました。
	写真を撮っていると、支配人らしき人がよってきて、色々と話を聞くことができました。
	醸造設備のサイズは1kl仕込みとのことです。
	通年で造っているビールは水にこだわっているらしく、ピルスナーは瀬戸瀬温泉の単純アルカリ泉の水、メルツェンは地下水を汲み上げて使っているそうです。
	中に樽がたくさん積んであったので他に飲めるとこを聞いた所、町内のスナックで飲めるとのことでした。
	驚いたのはビンだけではありますが町中にある「つぼ八」でも扱っていると言うことです。
	オーナーさんが地元の産業の育成に理解のある方らしく、観光客には良いアピールになっているようです。
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	お土産に「メルツェン」と「せとせ」を二本ずつ買って、昨日買ったビールと混載で自宅に送ってもらいました。
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	以下ビールのテイスティングノート。
	
	- 
	 せとせ
 
	 スパイシーなホップの香りとちょっと硫化臭。ボディが割とある。ホップキャラも出ている。ボヘミアンピルスナーか?
	 
	- 
	 ナイヤガラ(清流の雫)
 
	 色が薄いブドウベースの発泡酒。白ワインのような香り。飲んでも白ワイン。ブドウ汁と麦汁を混ぜて発酵させるらしい。
	 
	- 
	 メルツェン
 
	 カラメルモルトの香り。味もカラメルモルトが支配的。炭酸が強すぎでちょっと甘さ。
	 
	 
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	遠軽→北見→網走[ビールの話題無し]
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	続いて網走に向かいました。 | 
   
   
   
   
    
	 
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	    | 北見に近づくにつれ平らな部分が多くなってくる。 | 
	    明日乗るちほく高原鉄道ふるさと銀河線を走るイラスト列車。 | 
	    このあたりでは一番大きいと思われる常呂川。ちほく高原鉄道は置戸までこの川沿いに走る。 | 
	   
	  
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    | ● | 
	
	遠軽からはオホーツク3号で網走を目指しました。
	網走到着は15:00過ぎで、網走ビールの夜の営業は17:00からなので二時間くらい空き時間がありちょっと観光でもしようと思っていたのですが、降っていた雪を見てちょっと憂鬱になってきました。
	しばらく山中を走っていたと思ったらちょっとウトウトしている間にずいぶんと平らな所まで来ていました。
	北見もすぐ近くのようです。
	このあたりから遠軽で降っていた雪も止み、見通しも良くなってきました。
	ほとんど平らな所を東に向かって進んで行きます。
	北見はこの辺りでは一番大きな街とのことで家もかなりありました。
	駅には明日乗る予定のちほく高原鉄道が止まっていました。
	メーテルの車両です。
	夜は北見で宿泊予定ですがここはいったん通り過ぎて再度終電で戻ってきます。
	カーリングで有名になった常呂町に流れる常呂川を越えたあたりからは太陽も顔を出してきて、雪景色がとてもまぶしく感じられます。
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	    | 網走橋よりオホーツク海を臨む。が、雪のため何も見えない。 | 
	    モヨロ遺跡博物館。一日に何人来るのか不明。 | 
	    沖に見えるのが帽子岩。風と波が強いので行くのは中止した。 | 
	   
	  
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	天気が良くなってきてうきうきしていたのですが、網走が近づくにつれまて天気が悪くなり、到着した頃にはかなりの雪に。
	到着した時間が15:00過ぎで、すぐにでもビールを飲みに行きたい所ですが夜の部の営業開始まで二時間もあるので辺りを軽く散策することにしました。
	まず、かなり地味な存在のモヨロ遺跡に行き、ここで少し見た後その先のオホーツク海へ。
	防波堤で続いている帽子岩まで行ってオホーツク海の醍醐味を味わってこようかと思ったのですがあまりに風と波が強いので断念。
	付け根の所で写真を撮り、土産物屋に退散しました。
	ここでお土産物を少々買ったりしているといつの間にか17:00を回っていたので、早速網走ビールへと向かいました。
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	網走ビール
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	本日二軒目のビールは網走ビールです。 | 
   
   
   
   
    
	 
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	    | 鉛筆のようなオブジェが印象的な網走ビールの建物。 | 
	    ショーウインドーに飾ってあった醸造所の模型。かなり精密にできている。 | 
	    実際の醸造設備。サイズは1000リットルとのことだがもうちょっと大きく見える。 | 
	   
	  
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    | ● | 
	
	網走駅から海の方に向かって10分弱歩くと左手に網走ビールが出てきます。
	パステルカラーをした山高帽のようなオブジェが真ん中から突き出しているその様は、一体何を模しているのか不思議ですが、それがまた印象的です。
	入店したのが17:00ちょっと過ぎ。
	まだ早いのか他に客はゼロ。
	一番乗りです。
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	店に入ってすぐの所にはお土産用ジョッキやビール等が展示されていました。
	真鍮で作られている醸造所の模型がなかなか良く出来ていました。
	中身からするとだいぶ古い時代の醸造所を模した模型のようです。
	そのショーケースの横から店内に入ると奥にタップが備え付けられているカウンターがあり、その左手奥にピカピカに磨かれた釜が3基鎮座していました。
	店員さんの話だとサイズは1000リットルとのことですがもう少し大きく感じます。
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	    | カウンターにはタワーが3本備え付けられている。真ん中のタワーからはタップが2本出ているのでタップの数は合計4本。ビールの温度を表示しているのは珍しい。 | 
	    テイスティングセット。レギュラーのピルスナーが無かったため右端はホタテドラフト。 | 
	    店内はこんな感じ。結局1階は自分一人の貸し切り状態だった。 | 
	   
	  
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    | ● | 
	
	カウンターに目を移すと上部にデジタル表示部がありました。
	これは各ビールの温度を表示しているそうです。
	席に戻ってビールを注文。
	この日は限定醸造を含めて4種類あるとのこと。
	早速お試しセットを注文したのですが、出されたビールは3種類。
	それもピルスナーが切れており代わりにホタテドラフトとが入っていました。
	仕方がないので季節限定のスタウトをグラスで注文しました。
	全体的にドイツっぽいビールを目指しているような感じがしました。
	以下簡単なテイスティングノート。
	
	- 
	 ホタテドラフト
 
	 硫化臭が少々ある。飲んでも硫化物っぽいラガーの味。ホタテは良くわからないが後味にアミノ酸っぽいモノが残るような気がする。これだけはろ過しているらしい。
	 
	- 
	 ヴァイツェン
 
	 酸っぱい匂いで味も酸っぱい。劣化したビール。ダメダメ。
	 
	- 
	 アルト
 
	 香りは弱い。とてもスムースでカラメル麦芽の味がするがくどくない。若干渋い。無ろ過で網走産の麦芽を使用しているらしい。
	 
	- 
	 スタウト
 
	 色は濃いブラウンと言った感じで透けて見える。ろ過もしているのか。ロースト麦芽由来の香りが良くする。飲んだ感じではカラメル麦芽が支配的でドライスタウトではない。ラガーっぽい。
	 
	 
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	滞在していた間、二階の個室か何かで宴会が入っていた以外、来客は無く、自分一人の貸切状態となっていました。
	昼時はどうだか分かりませんが、地元の人にはあまり贔屓にされていないのではないかと感じました。
	帰りがけに何か特別なビールが無いかと思いお土産ビールを見た所、明日行く陸別町で買う予定だったニンジンの発泡酒が置いてありました。
	他にも長芋の発泡酒や飲めなかったピルスナーもあったので購入。
	網走発最終の北見方面行き各駅列車で北見へ向かいました。
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	ホテルで飲んだビール
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	以下ホテルで飲んだビールです。 | 
   
   
   
   
    
	 
	  
	    
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	   せとせ[えんがるビール] 
	   とても強いDMS。渋味も強い。現地で飲んだビールの雰囲気はあるが、これほど欠点があるとは思わなかった。
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	   メルツェン[えんがるビール] 
	   現地で飲んだものよりホップのキャラクターを感じた。特にビタリングが強く、渋味もかなりある。この渋味さえなければスムースでなかなか良いと思うが、メルツェンという感じではない。
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    明日の更新は夕方以降になる予定です。
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